富士重工業の新型「レガシィ」は純正カーナビゲーションシステムも刷新した。静電容量タッチパネルの採用によって操作系を変更し、専用スマホアプリ「STAR LINK」との連携やMirrorLinkへの対応が可能な新機能を搭載した。
富士重工業が2014年10月24日に発売した新型「レガシィ」は、同社が得意とする四輪駆動システムによる走行性能や、運転支援システム「EyeSight」に代表される安全性能などの機能的価値だけでなく、外観や内装、数値化しづらい走りの気持ち良さといった情緒的価値を重視した車両となっている(関連記事:新型「レガシィ」が目指す情緒的価値の実現、走りでも「質感」にこだわる)。
新型レガシィの情緒的価値を高める施策の1つとして、純正カーナビゲーションシステムも刷新された。
まず操作系については、マルチタッチが可能な静電容量タイプの7インチタッチパネルを採用した。これによって、フリック、ピンチイン/ピンチアウト、ズームイン、ズームアウトといったスマートフォンと同様の操作を行えるようになった。またタッチパネル周辺のスイッチ類も静電容量タイプとなっているので、タッチだけで操作が完結する。
乗員のスマートフォンにダウンロードした専用のスマートフォンアプリ「STAR LINK」と連携する機能も備えた。USBもしくはBluetoothを使ってスマートフォンを接続すれば、カーナビ側でニュース配信や天気情報配信といったスマートフォンアプリを利用できるようになる。さらにスマートフォンの操作をカーナビのタッチパネルで行えるようにする通信規格のMirrorLinkにも対応した。
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