MUTOHホールディングス傘下のムトーエンジニアリングは、自社開発のパーソナル3Dプリンタ「MF-1000」の上位機種として、最大造形サイズ300×300×300mmを実現した「MF-2000」の出荷開始を発表した。
MUTOHホールディングス傘下のムトーエンジニアリングは2014年7月9日、自社開発のパーソナル3Dプリンタ「MF-1000」の上位機種として、最大造形サイズ300×300×300mmを実現した「MF-2000」の出荷開始を発表した。税抜き販売価格は45万円。
MF-2000は、同年1月より販売しているMF-1000の利用者からの意見・要望を反映して、同年4月の発表時点の仕様を一部見直し、改良が施されている。
主な改良点としては、
などが挙げられる。
MF-2000は、熱溶融積層(FDM)方式のパーソナル3Dプリンタ。ヘッド数は2個(デュアル)で、積層ピッチは0.1〜0.5mm。フィラメントは、ABS樹脂とPLA樹脂をサポートする。
最大造形サイズについても、MF-1000では200×200×170mmだったのに対し、MF-2000では300×300×300mmを実現。これまで出力できなかったサイズの部品や模型などの造形が可能になった。「パーソナルと銘打っているが、設計・開発部門での使用に耐え得るものに仕上がっている」(同社)という。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.