日産自動車は、「人とくるまのテクノロジー展2014」において、「スマート・ルームミラー」を国内初公開する。国内市場では、6月から「エルグランド」と「エクストレイル」のオプションとして販売される予定だ。
日産自動車は2014年5月16日、「人とくるまのテクノロジー展2014」(2014年5月21〜23日、パシフィコ横浜)の出展概要を発表した。
国内イベントで初出展となるのが、同年3月開催の「第84回ジュネーブ国際モーターショー」で世界初公開された「スマート・ルームミラー」だ(関連記事:日産の「スマート・ルームミラー」はどこがスマートなのか)。鏡を使った一般的なルームミラーとして使用可能な一方で、鏡面の全てを液晶ディスプレイに切り替えて、車両後方の映像をクリアに表示できることを特徴としている。国内市場では、6月から「エルグランド」と「エクストレイル」のオプションとして販売を始める。
この他、新型「スカイライン」に採用したステアバイワイヤ技術「ダイレクトアダプティブステアリング」(関連記事:新型「スカイライン」が示唆する日産の自動運転技術の実現性)や、「GT-R」のエンジンに適用しているエンジンのフリクションを低減し高性能と低燃費を両立する世界初のエンジン要素技術「ミラーボアコーティング」の部品なども展示する。
さらに自動車技術会が主催する特別企画展示会場では、電気自動車「リーフ」をベースに開発した自動運転車を展示し、障害物をセンシングするデモを実施する。
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