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» 2014年02月14日 14時10分 公開

モノのインターネットを実現するクラウドプラットフォーム「dalchymia」オープンテクノロジーを積極活用(2/2 ページ)

[八木沢篤,MONOist]
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dalchymiaのシステム概要

 まず、肝となるのが最下層に位置する「Device Communication Interface」である。これはデバイスをdalchymiaに接続するためのインタフェースを提供するもので、独自に定義したプロトコルに加え、「REST」「MQTT」「IEEE1888」を標準サポートする。「メインになるのは、おそらくRESTとMQTTだろう。これらは取り扱うデータの粒度やスピードの違いで使い分けてもらうことになる」(同社)。

 真ん中に位置する「Device Cloud Sevice Core」は文字通り、dalchymiaの核(コア)に当たり、データを抽象化してストアしたり、それを取り出して渡したりといった中心的な役割を担う。Device Cloud Sevice Coreで処理されたデータをストアするためのデータベース(DB)が「Data Store」。そして、dalchymiaにつながるデバイスやユーザーを管理する機能を担う「System Service」がある。

dalchymiaのシステム概要図 図2 dalchymiaのシステム概要図

 「これらのセットにより、接続されたデバイスがどういう種類で、それを誰が使えて、どこへデータを渡せるかなど、全てコントロールすることができる」(同社)という。上位層では、REST APIs、MQTTが使える他、通常のWeb APIセットもサポート。これにより、ユーザーはdalchymiaを用いたアプリケーション/サービスを簡単に構築することができる。なお、dalchymiaはインフラとして「AWS(Amazon Web Service)」を採用している。

図3 dalchymiaの主な特長図4 オープンテクノロジーの採用 図3 dalchymiaの主な特長/図4 オープンテクノロジーの採用 ※画像クリックで拡大表示

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動画1 dalchymiaのイメージ(CANデータ解析用テレメトリーシステムのデモ動画)

分野を選ばず活用可能なプラットフォーム

 前述の特徴からも分かる通り、dalchymiaはターゲット分野を選ばない柔軟なプラットフォームとして設計されている。同社は、これまで先行して取り組んできたHEMSはもちろんのこと、自動車産業、製造業、流通業など今後IoTの活用が見込まれる多くの産業分野での展開を視野に入れている。

 「dalchymiaは、30分に1回の頻度でデータを上げてくるものから、数ミリ秒に1回という高頻度でデータを上げてくるものまで、全て同じように取り扱うことができる。現在、自動車、エネルギー、パーソナルヘルスケアなどで取り組みが進んでいるが、これらを1つのプラットフォームでカバーすることが可能だ」(同社)。

図5 サービス適用例について(1)図6 サービス適用例について(2) 図5 サービス適用例について(1)/図6 サービス適用例について(2) ※画像クリックで拡大表示

デモの様子(1)デモの様子(2) 図7 iPhoneをセンサーデバイスに見立てたdalchymiaのデモ/図8 iPhoneを傾けると標準ビジュアルインタフェース上のグラフがほぼリアルタイムで変化する ※画像クリックで拡大表示

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