スズキは、1993年9月3日に初代モデルを発売したハイトワゴンタイプの軽自動車「ワゴンR」の国内累計販売台数が、2013年9月中に400万台を達成する見込みだと発表した。
スズキは2013年9月3日、1993年9月3日に初代モデルを発売したハイトワゴンタイプの軽自動車「ワゴンR」の国内累計販売台数が、2013年9月中に400万台を達成する見込みだと発表した。
ワゴンRは、1993年9月に初代、1998年10月に2代目、2003年9月に3代目、2008年9月に4代目とほぼ5年おきにフルモデルチェンジを行っていた。2012年9月発売の5代目は、ホンダの「N BOX」などにより軽自動車市場が激化する中、1年前倒しとなる4年でのフルモデルチェンジとなった(関連記事:「ワゴンR」の燃費が新技術で28.8km/lに、時速13km以下でアイドルストップ)。
さらに2013年7月には、JC08モード燃費を30.0km/l(リットル)に向上するとともに、レーザーレーダーで先行車両との衝突を回避できる「レーダーブレーキサポート」を価格4〜5万円で装備可能にするなど大幅改良を実施(関連記事:「ワゴンR」のJC08モード燃費が30.0km/lに、プリクラッシュも4〜5万円で搭載可)。2013年8月の軽自動車の月間販売台数で、スズキが2年9カ月ぶりに首位を奪回するのに貢献した。
なお、ワゴンRは発売後5年7カ月で国内累計販売台数100万台を達成。200万台達成は同10年4カ月、300万台達成は同14年10カ月。20年で400万台を達成するのは、「アルト」を抜いてスズキ歴代最速になるという。
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