ウインドリバーが自動車環境向けカスタムAndroidをクラリオンに提供Androidベースの次世代車載情報システムで協業

ウインドリバーは、クラリオンとAndroidベースの次世代車載インフォテインメント機器の開発で協業していることを発表した。ウインドリバーは自動車環境向けカスタムAndroidソフトウェアプラットフォームの開発を行い、ソフトウェアインテグレーションサービスを提供する。

» 2011年12月02日 12時40分 公開
[八木沢篤,@IT MONOist]

 ウインドリバーは、Androidベースの車載インフォテインメント(IVI:In-Vehicle Infotainment)機器の開発で、クラリオンと協業していることを発表した(米国時間:2011年11月29日)。

 クラリオン・マレーシアが手掛ける新型車載情報システム機器(フリースケール・セミコンダクタのi.MXアプリケーションプロセッサファミリを採用)に、ウインドリバーの自動車環境向けカスタムAndroidソフトウェアプラットフォームを採用することで、高品質・高信頼性を確保。Androidの特長を生かした、マルチメディア、エンタテインメント、コネクティビティ機能を中心としたユーザーエクスペリエンスを実現する機器を開発できるという。

 ウインドリバーはクラリオンに対し、上記ソフトウェアプラットフォームの他、自動車業界特有の非常に詳細な要件管理や複雑なプロジェクト計画の実施を支援するカスタマイズ/コンサルティングサービス、グローバルサポートを提供。クラリオンは、ソフトウェアテスト自動化ソリューション「Wind River FAST(Framework for Automated Software Testing)」を用い、デバイスソフトウェアの品質やユーザーエクスペリエンスのテストを実施しているという。

 この発表を受け、ウインドリバー オートモーティブソリューション部門 ジェネラル・マネージャー ゲオルク・ドール氏は次のように述べている。「ウインドリバーは、オートモーティブ分野での20年の経験と、Androidプロジェクトの豊富な知識により、専門性を適切に組み合わせて、車載情報システムの最新動向に対処します。ウインドリバーが商用品質のAndroidソフトウェアを提供し、カスタムソフトウェアの開発、インテグレーション、テストに伴う複雑な問題を引き受けることで、お客さまはデバイスの差別化につながる革新的な機能の開発に集中できます」(プレスリリースより抜粋)。

 また、クラリオン・マレーシア T・K・タン社長は次のようにコメントを寄せる。「クラリオンは常に自動車技術の最先端にいます。ウインドリバーの専門的な支援により、消費者の共感を得た画期的なAndroidテクノロジーを採用し、自動車市場で活用しています。新しいテクノロジーを自動車業界にうまく応用するのは複雑な作業です。迅速な市場投入と最高品質の機器の実現には、自動車業界とAndroidで豊富な経験を持つ、ウインドリバーのようなエキスパートとの協業が重要でした」(プレスリリースより抜粋)。

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