車載ソフトウェア:
車載ソフトウェア市場が2030年に1兆円超、SDVが過半を占める見通し
矢野経済研究所は、ソフトウェア開発ベンダーやIT系半導体メーカー、マイコンベンダーなど、国内の車載ソフトウェア市場に関する調査結果を発表した。2030年の市場規模は1兆118億円に達する見込みだ。(2025/9/9)
メガワット充電の実用性:
「充電5分で520km走行」を巡る疑問、 中国CATLの車載バッテリー発表を考察
世界最大の電気自動車用バッテリーメーカーである中国のCATLが、わずか5分の充電で520kmの航続距離を実現できると主張する超急速充電バッテリーを発表し、話題となった。しかし、このような超高充電速度の追求は、実用的にどれほど意味があるのだろうか。本コラムでは、バッテリー技術に詳しい筆者が考察している。(2025/9/9)
MagSafe対応の車載スマホホルダー発売、180度まで調整できるフレキシブルアーム付き サンワから
サンワサプライは、車載スマホホルダー「200-CAR121」を発売。端末をマグネットで装着でき、180度まで自由に調整できるフレキシブルアームを採用している。メタルリングも付属し、サンワダイレクトの価格は2480円(税込み)。(2025/9/4)
AUTOSARを使いこなす(38):
SDVに向け改めてAUTOSARを「ひとごと」ではなく「自分事」にすべし
車載ソフトウェアを扱う上で既に必要不可欠なものとなっているAUTOSAR。このAUTOSARを「使いこなす」にはどうすればいいのだろうか。連載第38回は、2025年7月の「AUTOSAR & JASPAR Japan Day」について報告するとともに、SDVの開発を国内自動車業界が推進していくためにAUTOSARをどのように活用すべきかについて提言する。(2025/9/4)
KEIYOの車載ディスプレイオーディオやWi-Fiルーターなどが最大30%オフ:Amazon スマイルSALE
KEIYOは、9月4日まで開催される「Amazon スマイルSALE」へ参加。8.1型IPS液晶タッチパネル搭載のディスプレイオーディオやバッテリーレスのディスプレイオーディオなどを最大30%オフで提供する。(2025/9/2)
強力DSPでノイズに強い:
エッジAIや医療応用で存在感、Valensの独自SerDesチップ
Valens Semiconductorは、ノイズに強く長距離伝送に対応したコSerDesチップセットなどを手掛けている。Valensの戦略や、車載向けに開発して現在医療機器にも適用されている製品について、Valens シニアバイスプレジデント兼クロスインダストリービジネスユニット責任者のGili Friedman氏に聞いた。(2025/9/2)
IHDM-1107BBEV-2A、IHDM-1107BBEV-3A:
180℃でも安定した特性、車載用エッジ巻線型スルーホールインダクター
ビシェイインターテクノロジーは、車載グレードのエッジ巻線型スルーホールインダクター「IHDM-1107BBEV-2A」「IHDM-1107BBEV-3A」を発表した。180℃までの温度で安定したインダクタンスと飽和特性を発揮する。(2025/8/28)
SDV開発:
PR:国内自動車業界も熱視線 SDV開発を可能にするALMとは
自動車の機能をソフトウェアで実現し、出荷後もアップデートにより新たな価値を提供するSDVへの取り組みが活発化している。このSDVの開発に必要不可欠とされるのが、複雑化する車載ソフトウェアのライフサイクルを管理するALMだ。(2025/8/26)
蓄電・発電機器:
トヨタとマツダが「スイープ蓄電システム」を実証 車載蓄電池の活用推進へ
トヨタ自動車とマツダは2025年8月21日、マツダの本社工場内にて、トヨタの車載用電池を活用したスイープ蓄電システムを接続する実証実験を開始したと発表した。(2025/8/25)
電動化:
トヨタのスイープ蓄電システムをマツダ本社工場で実証、電池エコシステムの構築へ
トヨタ自動車とマツダは、マツダの本社工場内において、トヨタ自動車の車載用電池を活用した「スイープ蓄電システム」をマツダ本社内の電力システムに接続する実証実験を開始した。(2025/8/21)
組み込み開発ニュース:
多セグメント表示が可能な車載ディスプレイ向けセグメント液晶ドライバIC
セイコーエプソンは、車載ディスプレイ向けセグメント液晶ドライバIC「S1D15107」の量産を開始した。1チップで多数の16SEG表示やアイコン表示ができ、ディスプレイ実装時の配線作業も容易にする。(2025/8/21)
SDVのユーザー体験向上に貢献:
第8世代BiCS FLASH採用の車載向けUFS 4.1メモリ キオクシア
キオクシアは、車載機器向けに、JEDEC UFS Version 4.1に準拠した組み込み式フラッシュメモリのサンプル出荷を開始した。第8世代BiCS FLASHと自社製コントローラーを採用している。(2025/8/21)
FAニュース:
mini-FAKRA対応の同軸ケーブル自動加工機、高速通信ハーネスの生産効率化
新明和工業は、車載高速通信ハーネス向けの同軸ケーブル自動加工機「CMM10」を発売した。mini-FAKRAコネクター対応製品で、ストリップ、網線処理、内外導体端子圧着、品質検査までを1台で全自動処理できる。(2025/8/20)
セグメント出力数は688:
配線容易化に貢献 車載ディスプレイ向けセグメント液晶ドライバーIC
セイコーエプソンは、車載(四輪/二輪)ディスプレイ向けセグメント液晶ドライバーIC「S1D15107」の量産を開始した。多セグメント表示が可能で、ディスプレイ実装時の配線容易化に貢献する。(2025/8/19)
これが“空飛ぶクルマ”の見る景色 SkyDrive、デモ飛行中の車載カメラ映像公開
いわゆる“空飛ぶクルマ”や物流ドローンを開発するSkyDrive(愛知県豊田市)が、8月16日に大阪・関西万博で実施したeVTOL機「SkyDrive式SD-05型」のデモ飛行で撮影した、車載カメラの映像を公開した。(2025/8/18)
2024年は680億米ドル規模:
車載半導体ランキング、首位はInfineonでルネサスは5位
フランスの市場調査会社Yole Groupによると、2024年の車載半導体市場は680億米ドル規模で、首位はInfineon Technologies。ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)は5位だった。(2025/8/18)
使用電圧1500Vに対応:
800V車載バッテリー対応の阻止電圧1800Vフォトリレー、東芝
東芝デバイス&ストレージは、阻止電圧1800Vの車載用フォトリレー「TLX9165T」の出荷を開始した。800V車載バッテリーシステムに対応できる。(2025/8/18)
SDV向けの能力強化:
Infineon、Marvellの車載イーサネット事業を買収完了
Infineon Technologiesによる、Marvell Technologyの車載イーサネット事業の買収が完了した。買収額は25億米ドルだ。Infineonは「今回の買収によってソフトウェア定義車向けのシステム能力を増強し、車載アプリケーション向けのマイクロコントローラー分野での主導的地位をさらに拡大する」と述べている。(2025/8/15)
組み込み開発ニュース:
UFS 4.1対応の車載向けフラッシュメモリをサンプル出荷、最大1TBまで展開
キオクシアは、車載機器向けのJEDEC UFS Version 4.1に準拠した、組み込み式フラッシュメモリのサンプル出荷を開始した。最大1TBの容量に対応し、従来製品比で最大約3.7倍の書き込み性能を有する。(2025/8/15)
自動運転技術:
吉利汽車が「2025世界人工知能大会」に共同出展、車載AIが進化
吉利汽車は、StepFunと共同で、進化した車載AIを備えた新型車両や「全領域AI」技術を「2025世界人工知能大会(WAIC 2025)」に出展した。(2025/8/13)
Apple製品を3台同時充電できる車載充電器「CW25 One Charge Station」、クラファンで先行販売
アスコムは、Apple製品を3台同時にワイヤレス充電できる車載充電器「CW25 One Charge Station」を応援購入サービス「Makuake」で先行販売開始。フック型で吹き出し口にかけてレバーを回せば固定できる。(2025/8/12)
300〜500mAで使用可能:
GMSL/FPD-Link対応の車載PoC用インダクター 実装面積60%削減
TDKは、車載PoC(Power over Coax)用巻線インダクター「ADL4524VLシリーズ」を発表した。広い周波数帯域で高いインピーダンス特性を確保していて、従来2〜3個のインダクターを組み合わせていたPoCフィルター用途に1個で対応できる。使用可能範囲は要求の多い300〜500mAで、3G〜12Gbpsの通信に対応する。(2025/8/8)
純正カーナビがワイヤレスでCarPlay/Android Auto対応に、SIMも挿せる「GetPairr Box」発売 8月31日まで40%オフ
車載デバイスブランドのGetPairrは、車内の純正カーナビをAndroidスマートフォンのように使えるAI Box「GetPairr Box」を発売。8月31日まで通常2万9800円(税込み、以下同)が40%オフの1万7880円になる。(2025/8/7)
2in1モジュールも開発:
RC-IGBTとSiC、ダイでもモジュールでも 東芝の車載パワー半導体
東芝の欧州現地法人であるToshiba Electronics Europeは、世界最大規模のパワーエレクトロニクス展示会「PCIM Expo&Conference 2025」で、逆導通IGBT(RC-IGBT)搭載の2in1両面冷却モジュールや2in1のSiCモジュールのサンプルおよび、それぞれのベアダイなどの電動車(xEV)インバーター向け製品を公開。この市場をフルラインアップで攻める姿勢を示していた。(2025/8/7)
GaN搭載6.6kW OBC試作品を公開:
「GaNのコストは5年以内にSi並みに」 ロームの勝ち筋は
「窒化ガリウム(GaN)は、遅くとも5年以内にシリコン(Si)のコストに追い付くだろう」――。ロームは、GaNパワー半導体の大きな課題の1つとされるコスト面について、こうした見解を示す。民生向け中心からAIサーバや車載などへの展開が加速し、本格化してきたGaNパワー半導体市場。ロームは、GaNのさらなる普及に注力しながら、独自の強みを生かし市場での存在感を高めていく方針だ。(2025/8/5)
ペルチェ冷却で発熱を抑えながら充電できる車載スマホホルダー タイムセール期間は30%オフ
AmazonでMeettoSKYが販売中の車載スマホホルダーを紹介。ペルチェ素子採用でスマホを最適な温度に維持でき、最大15Wのワイヤレス急速充電も行える。タイムセール期間は30%オフの2799円(税込み)で購入できる。(2025/8/4)
北米DC向け3nm品も「開発は終盤」:
93%減益のソシオネクスト、車載の新規量産で2Qから売上高増へ
ソシオネクストの2025年度第1四半期業績は、売上高が前年同期比34.5%減の346億円、営業利益は同86.0%減の14億円、純利益は同93.9%減の5億円で、減収減益となった。製品売り上げが予想を若干を下回ったものの、「ほぼ予想に沿った結果」としている。(2025/8/1)
ASIL-B対応:
インフィニオンが高精度な新世代磁気3Dセンサー、車載/産業/民生向け
インフィニオン テクノロジーズは、3D磁気ホール効果センサー「XENSIV」ファミリーの第3世代シリーズ「TLE493D-X3XX」を発売した。さまざまな車載、産業、民生用途に適する。(2025/8/1)
容量負荷の駆動能力を高める:
ゾーンECU向けハイサイドIPD、ロームが開発
ロームは、自動車のゾーンECUに向けたハイサイドIPD(Intelligent Power Device)「BV1HBxxxシリーズ」を開発、量産を始めた。オン抵抗が異なる6種類の製品を用意した。いずれも車載信頼性規格「AEC-Q100」に準拠している。(2025/8/1)
製造マネジメントニュース:
豊田通商、旭化成のLIB用セパレータの生産供給能力一部を確保
旭化成の連結子会社であるAsahi Kasei Battery Separator America(AKBSA)と、豊田通商の子会社であるToyota Tsusho America(TAI)は、車載用リチウムイオン電池(LIB)向けにAKBSAが供給するLIB用セパレータ「ハイポア」のキャパシティーライト契約を締結した。(2025/8/1)
ワイヤレス充電対応の車載ホルダー発売、エレコムから 吸盤タイプとクリップタイプ
エレコムは、Qi2対応ワイヤレス充電機能付き車載ホルダーを発売。ダッシュボードにそのまま固定できる吸盤タイプと、エアコンルーバーに挟んで設置するクリップタイプで展開する。価格は各5980円(税込み)。(2025/7/31)
AEC-Q100準拠:
自己位置推定の精度を高める 車載向けヨー軸ジャイロセンサー、エプソン
セイコーエプソンは、車載用途向けヨー軸ジャイロセンサー「XV4311BD」の量産出荷を開始した。同製品によって自己位置推定の精度が向上するほか、システム全体のコスト低減にも寄与する。(2025/7/31)
中国とのコスト競争にも自信:
車載SiCモジュール強化の三菱電機、独自モジュール「J3」の新製品投入へ
三菱電機が、車載SiCデバイスの技術開発を強化している。2024年に車載用パワー半導体モジュールの量産品として同社初のSiC MOSFET搭載品である「J3」シリーズを発表した同社は、世界最大規模のパワーエレクトロニクス展示会「PCIM Expo&Conference 2025」において、開発中の「J3シリーズ SiCリレーモジュール」を初公開した。(2025/7/30)
Merkmal:
JAF出動理由1位「バッテリー上がり」に備える“車載お守り”が売れているワケ
2023年、JAF出動理由の34.8%を占めた73.5万件の「バッテリー上がり」。この国民的トラブルに対し、近年注目されるのが「ジャンプスターター」だ。単独で対応でき、災害時も活躍するこの万能ツールは、なぜ2030年782億円市場へと成長するのか。その多機能性と経済効果に迫る。(2025/7/27)
93%の高効率電源を実現:
0.6Vで6Aを供給 車載機器向け降圧コンバーター、STマイクロ
STマイクロエレクトロニクスは、車載機器向け降圧コンバーター「DCP0606Y」を発表した。最小0.6Vで最大6Aを供給するほか、同製品で構成した電源は最大負荷時に93%の高効率を達成できる。(2025/7/23)
車載電子部品:
「オールイーサネット」の車載ネットワークの実現へ、CANは使わず
現在の車載ネットワークのアーキテクチャは拡張性が不足し、持続可能ではなくなる。オンセミは、こうした状況において集中型で一元的な通信ネットワークが不可欠だと訴える。(2025/7/18)
車載ソフトウェア:
SDVの開発効率を高める車載基盤ソフトウェアプラットフォームの共同開発へ
BlackBerryの事業部門であるQNXとVector Informatikは、「車載基盤ソフトウェアプラットフォーム」の共同開発および提供に関する基本合意書を締結した。(2025/7/17)
150℃環境にも対応:
大電流対応の車載電源回路用薄膜インダクター、TDK
TDKは、車載電源回路用の薄膜インダクター「TFM201612BLEA」シリーズを開発し、量産を開始した。サイズは2.0×1.6×1.2mm。従来品と比べ、定格電流は16%向上して5.6A、直流抵抗は31%低減して22mΩとなった。(2025/7/14)
リレードライバー機能内蔵:
マイコンを統合 車載ブラシ付きDCモーター制御IC、東芝D&S
東芝デバイス&ストレージは、マイクロコントローラーとモータードライバーを統合した「SmartMCD」シリーズの新製品「TB9M001FTG」のサンプル出荷を開始した。リレードライバー機能やLINトランシーバー機能を備える。(2025/7/10)
リサイクルニュース:
北米で車載用電池リサイクル事業の合弁会社を設立、年間最大1万3500トンを処理
豊田通商は、韓国LG Energy Solutionと車載用電池のリサイクル事業を行う合弁会社「Green Metals Battery Innovations」を米ノースカロライナ州に設立する。(2025/7/9)
50Aの大電流対応:
順方向降下電圧40%低減、車載オルタネーター用ダイオード サンケン電気
サンケン電気は、車載オルタネーター用ダイオード「SG-K17VLEFGR」「SG-K17VLEFGS」の量産を開始した。両製品は極性が逆で、組み合わせて使用することでブリッジ回路を省スペースで構成できる。(2025/7/8)
製造マネジメントニュース:
リチウムイオン電池部材市場は2024年に8000億円規模に縮小 車載用で供給過剰【訂正あり】
矢野経済研究所は、2024年のリチウムイオン電池主要四部材の世界市場規模を約8900億円と発表した。これは前年と比べて26.8%減となる。車載用電池市場の成長鈍化や供給過剰、価格競争激化が原因とみられる。(2025/7/8)
電子機器設計/組み込み開発メルマガ 編集後記:
26年度には世界大手の9割が採用、黒字化も 本格化するソニーの車載イメージセンサー
最初期の厳しい環境の話が印象に残っています。(2025/7/7)
独自車載サウンドデザイン技術:
車載品質/ハイレゾ対応のハイエンドD-Aコンバーター、AKM
旭化成エレクトロニクス(AKM)は、D-Aコンバーター「AK4497S」「AK4498EX」の販売を開始した。AK4497Sが車載対応の32ビット品、AK4498EXがデジタル/アナログ完全分離品となっている。(2025/7/4)
セルバランシングICでは一生涯の精度を保証!:
PR:BMSの進化支える“総合力”──インフィニオンが描くAI時代の車載バッテリー戦略
インフィニオン テクノロジーズは、AI対応マイコンや高精度セルバランシングICなどを活用し、BMS(バッテリーマネジメントシステム)の進化を推進する。車載電池の安全性・性能向上に向け総合力で次世代EVの要件に対応するトータルソリューションを提供する。(2025/7/10)
ASIL-Bに準拠:
静電容量タッチセンシング機能搭載の車載マイコン、インフィニオン
インフィニオン テクノロジーズは、車載向けマイコン「PSOC 4 HVMS」ファミリーを発表した。静電容量タッチセンシング機能「CAPSENSE」を搭載する。既に受注を開始している。(2025/7/2)
配線ハーネスを簡素化:
2点以上のインダクターを置き換え 車載PoC向け高性能インダクター、TDK
車載PoC向けの高性能インダクター「ADL8030VA」を発売した。7.8×2.7×2.7mmの小型サイズながら、10〜100μHのインダクタンス値と最大0.82Aの定格電流範囲を備える。(2025/7/1)
定格電圧50Vdcで、10μF:
静電容量は従来比2.1倍、2012Mサイズの車載用MLCC 村田製作所
村田製作所は、車載市場向けに、2012Mサイズの車載用積層セラミックコンデンサー「GCM21BE71H106KE02」を発表した。定格電圧50Vdcにおいて、静電容量10μFを達成している。(2025/6/30)
AUTOSARを使いこなす(37):
AUTOSARの周りで揺れ動くSDVとオープンソースの波
車載ソフトウェアを扱う上で既に必要不可欠なものとなっているAUTOSAR。このAUTOSARを「使いこなす」にはどうすればいいのだろうか。連載第37回は、2025年5月にベルギーで開催された「第16回AUTOSAR Open Conference」の大まかな内容を紹介する。(2025/6/30)
InfineonもRISC-Vマイコンを発表:
RISC-V移行の流れ、欧州では「もう止められない」
RISC-Vを採用する動きが欧州でも活発になっている。2025年3月には、Infineon Technologiesが、RISC-Vベースの車載用マイコンのローンチを発表した。RISC-V Summit Europe運営委員会のメンバーは、これはRISC-Vベースの半導体の製品化を加速させるとみている。(2025/6/27)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。