甚さん、甚さぁ〜ん! 嫌なことに気が付いてしまいました。それは、福島原発、特に最も気になるプルサーマルの3号機は、「新規君」「トレードオフ君」「変更君」……全てを含んでいますよ!
実験室からそのまま造ってしまったような気がするぜぃ。……、いや! いけねぇ、いけねぇ! 今の段階で、オレサマのような下町職人に口出しは禁物! 専門家に任せるしかねぇよなぁ?
甚さん! でも、すごいですね! トラブルの98%が「トラブル三兄弟」に潜在していたんですね。そこから、うまく抽出すればいいのですね。
そうだ。しかしそれは、職人による「匠のワザ(1)」だから、マスターするには訓練が必要だ。次に、もっとレベルの高い「匠のワザ(2)」のことも教えてやっからよぉ、覚悟せい! 分かったら、「はい!」と言え!
はい! ハイ! こんな僕にも、「匠のワザ(2)」を教えてくれるんですか? ワクワクドキドキ……。
そんじゃ、行くぜぃ! それはよぉ、「インタラクションギャップ」つってなぁ……。
「インタラクションギャップ」とは、「複数以上の要因間に、トラブルが潜在する」という意味です。
今からちょっと難しい「匠のワザ(2)」に挑戦してみますか?
ここでいう、「要因」と「要因間」とは、以下の例があります。
これだけで、「インタラクションギャップ」を理解できるかと思います。
1〜6の事例で、何となくですが、理解できてしまいました。要因間にトラブルが潜んでいるってことですね。僕には、4、5、6の事例が分かりやすいです。
さすがに富士山麓大学の院卒じゃねぇかい。浅い理解なら早い! そんじゃ、「インタラクションギャップ」の単語がほんのり理解できたら、次は、「4Mで切る」という言葉を理解しろ!
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