それでは最後に、H8/3048F-ONEのITUをPWMモードにするフローと動作例を図4、5に示します。
GRAでカウントクリアするかGRBでカウントクリアするかは、TCRのCCLR0、1を使って設定します。カウンタクリアしない設定にしていた場合、TCNTが0xffffまでカウントされた後0x0000に戻り、再度GRAかGRBにマッチしたときに信号状態が変わるという動作になります。
ここまででH8/3048F-ONEでPWM制御を行うための下準備ができました。次回は今回の説明を基にして、実際にモータを制御するプログラムの解説を中心に進めていきます。(次回に続く)
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