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素材/化学フォーラム記事一覧

名古屋大学は、ハロゲンフリーのプラズマプロセスで、酸化ハフニウムの異方性原子層エッチングに成功した。難エッチング材料の酸化ハフニウムを原子レベルで微細に加工、制御可能になる。

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塩素、水素、苛性ソーダの生産で役立つ食塩電解プロセス。この分野で50年の歴史を持つ旭化成が、ドイツとポルトガルの企業と手を組み、新たな挑戦を始めた。従来の方法とは一線を画す食塩電解プロセスの新運転手法を駆使し、電力消費のさらなる削減と資源の有効活用を目指す。

遠藤和宏()

化学プラントで用いられる反応装置は、その操作方式や構造によって異なる反応特性を示します。代表的な反応装置ごとに基本構造と特徴を解説します。

かねまる()

北海道大学は、機械学習によってバンドギャップ(光吸収の指標)を精密に予測/設計できるペロブスカイト無機材料の開発手法を確立した。

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「コイン形リチウム電池は苦いもの」という新常識が生まれるかもしれない。パナソニック エナジーは、乳幼児がコイン形リチウム電池を誤飲する事故を減らすため、電池本体に苦味成分を塗布した製品を開発した。

遠藤和宏()

Kapito Japanは、ロールtoロール製造に特化したAI外観検査プラットフォーム「fastable.ai」を発表した。微細欠陥を高再現で検出し、40種超の欠陥分類と可視化、再学習で工程改善を加速する。

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MONOistに掲載した主要な記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集した「エンジニア電子ブックレット」。今回は、世界最大級の製造業の展示会.「第37回 ものづくり ワールド[東京](ものづくり ワールド2025)」に出展した注目企業の材料を取り上げた記事をお送りします。

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東北大学は、融点が高いタングステンのるつぼを用いて、これまで困難だった2200℃以上の高温で、高機能な酸化物単結晶を作成する技術を開発した。高融点の酸化物単結晶の新物質探索や量産製造への貢献が期待される。

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近年、ごみ処理施設での火災が増えている。その原因の多くは、ごみの中に不適切に混入されたリチウムイオン電池だ。作業員が手作業で探すには限界があり、危険物が見落とされ、大きな事故につながるリスクがある。そんな課題を解決するため、PFUとIHI検査計測がAI(人工知能)を活用しリチウムイオン電池検知システムを開発。町田市バイオエネルギーセンターで行われた実証実験では、このAIがごみ袋の中に隠されたリチウムイオン電池をどのように見つけ出したのか、その詳細に迫る。

遠藤和宏()

捨てられていた食品残渣が、地球にやさしい肥料に生まれ変わるかもしれない。サントリーホールディングスは、ミミズを使った資源循環の実証実験を開始した。東京都千代田区で開発が進められている複合施設「TOKYO TORCH」街区に設置されたコンポスト「mimizunchi(ミミズンチ)」で、街区内の飲食店から出るコーヒーかすなどをミミズに分解させ、堆肥を生成する。

遠藤和宏()

北海道大学は、危険な水素ガスや複雑な圧力制御を用いずに、電界効果移動度約90 cm2/V・sの高性能薄膜トランジスタの作製に成功した。次世代ディスプレイ用薄膜トランジスタの開発を加速する。

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エス.ラボは、自然由来の微細藻類と植物由来のバイオエンプラを活用した「藻類スツール」の販売を2025年10月14日より開始する。藻類スツールは「蓮/REN」としてブランド展開を進めていく。

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伊藤園は「お〜いお茶」の生産時に排出される茶殻を「バイオ炭」としてよみがえらせる取り組みをスタートした。捨てていたはずの茶殻が、豊かな土壌を作り出し、おいしいお茶を育てる仕組みとは。

遠藤和宏()

島津製作所は、マイクロプラスチック分析に特化した、粒子解析システムの発売を発表した。赤外顕微鏡や赤外ラマン顕微鏡に専用ソフトウェアを組み合わせて使用し、マイクロプラスチックの個数、面積、体積、質量、成分を短時間で算出できる。

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「充電が遅い」「走行距離が短い」「火災リスクがゼロではない」など、電気自動車(EV)の課題を一挙に解決すると期待される次世代バッテリー「全固体電池」。その実用化を阻む壁を、出光興産が開発した「柔らかい」固体電解質が打ち破ろうとしている。

遠藤和宏()

MONOistの記事からクイズを出題! モノづくり業界の知識を楽しく増やしていきましょう。今回は新連載「鉄鋼材料の基礎知識」から、サビに強い鉄鋼材料について出題します。

遠藤和宏()

岐阜大学は、80℃以下の低温で、異なる結晶型の酸化チタンを作り分ける化学合成手法を確立。この結晶制御を応用し、異なる結晶型の酸化チタン種を組み合わせた複合薄膜を作製した。

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パックご飯をはじめとする食品の品質管理に必要な水分率の測定。これまで主流だった「乾燥重量法を用いた抜き取り検査」では、時間と手間がかかる上、全数検査は不可能だった。この課題を解決すべく、島津製作所はインライン水分率モニター「MMSシリーズ」を開発した。全数/非破壊で、生産ライン上の製品をリアルタイムに検査するこの製品は、どのようにして製造現場の生産性を劇的に向上させるのか。

遠藤和宏()

旭化成発のスピンアウトベンチャーが設立された。その名は「ULTEC」。同社は、ノーベル賞受賞者である天野浩氏の協力のもと、窒化アルミニウムを用いたウルトラワイドギャップ半導体技術を基盤に、紫外線レーザーダイオードなどの開発/事業化を進める。

遠藤和宏()

東京大学は、金属有機構造体(MOF)のナノ細孔を利用して、異なる種類のモノマーを自動で仕分けて、並べて、単独で重合させる新技術「マルチタスク型ポリマー合成法」を開発した。

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旭化成は、先端半導体向け感光性絶縁材料「パイメル」の生産能力を増強する設備投資を決定した。投資額は約160億円。今回の投資を通じて、生成AI(人工知能)などで需要が拡大する半導体市場に向け競争力をさらに高める。

遠藤和宏()

脱炭素化が求められる中、製鉄や発電に必要な石炭をどう置き換えるかが大きな課題となっている。神戸製鋼所がその解決策として注目するのが、石炭と同等の発熱量を有する「ブラックペレット」だ。神戸製鋼所はマレーシア企業と提携し、その製造/販売に向けた事業化検討を開始した。

遠藤和宏()

島津製作所は、トリプル四重極型高速液体クロマトグラフ質量分析計「LCMS-8065XE」を発売した。従来機の基本性能を継承しつつ、感度と頑健性を高めた。特に需要が急拡大するPFAS分析市場向けに展開する計画だ。

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日本が推進する「2050年カーボンニュートラル」の実現に向け、航空業界の脱炭素化は喫緊の課題だ。そんな中、積水化学工業は、CO2を原料とする新たな合成燃料「e-SAF」の製造技術を確立するため、合成燃料技術のリーディングカンパニーである米Velocysと戦略的提携を結んだ。

遠藤和宏()

医療機器メーカーのテルモは、スクリーニングステップ「Material Discovery」を構築。これにより、医療機器用新素材のプロトタイプの開発期間を大幅に短縮し、部門間の連携も強化した。いったいどのようにして、この飛躍的な効率化を実現したのか。テルモの挑戦に迫る。

遠藤和宏()

宝飾品や金地金で知られる田中貴金属グループが、創業140年を機に開催したプレスカンファレンスで紹介された白金(プラチナ)の新たな活用方法についてつらつら語っています。

遠藤和宏()

東京大学物性研究所は、日本の国石「ヒスイ」から新鉱物を発見した。日本神話に登場する天照大神の名を冠して「アマテラス石(学名:Amaterasuite)」と命名された新鉱物は、単位胞内に異なる2つの構造要素を同時に含むことが分かった。

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