研究開発の最前線:
ペロブスカイト無機材料の新開発手法、AIがバンドギャップを精密に予測/設計
北海道大学は、機械学習によってバンドギャップ(光吸収の指標)を精密に予測/設計できるペロブスカイト無機材料の開発手法を確立した。(2025/9/2)
反強磁性と超伝導を同時に実現:
「最古の銅酸化物」に微量の酸素をドープ、超伝導状態が発現
北海道大学と京都大学の研究グループは、銅酸化物高温超伝導体の母物質である反強磁性絶縁体「La2CuO4」に対し微量の酸素をしたところ、単層型CuO2伝導層で超伝導状態を発現させることに成功した。これにより、「反強磁性」と「超伝導」の状態を同時に実現する「二面性」を併せ持つことが分かった。(2025/9/1)
研究開発の最前線:
電界効果移動度約90cm2/V・sの高性能薄膜トランジスタの作製に成功
北海道大学は、危険な水素ガスや複雑な圧力制御を用いずに、電界効果移動度約90 cm2/V・sの高性能薄膜トランジスタの作製に成功した。次世代ディスプレイ用薄膜トランジスタの開発を加速する。(2025/8/29)
ビジネスとITを繋ぐビジネスアナリシスを知ろう!:
世界のビジネスアナリシスの最新動向 〜BBC2025(Building business capability)カンファレンスより〜
BBCカンファレンスに毎年参加すると、経年変化が分かる。デジタルビジネスという言葉のもとでビジネスとITは融合し、さまざまな新しい動きが生まれ、海外は着実に進化している。しかし、日本は長年あまり変化がなく、海外との差が広がってきている。(2025/8/27)
建設産業構造の大転換と現場BIM〜脇役たちからの挑戦状〜(10):
BIMが一過性のブームで終わらないために Vol.2 発注者はBIMをどう捉えているか?【現場BIM第10回】
連載第8回では「空虚化する“フロントローディング”の根本原因」というテーマで、「BIM活用の本当の受益者は誰か」の問いかけから発注者(施主/オーナー)の責務や役割についてスポットライトを当ててみた。今回は、野原グループが2025年5月に発表した発注者(施主/オーナー)に対する調査結果などを引用しながら、現状認識の深掘りと理想論ではない実現可能解について考えていきたい。(2025/8/25)
2027年卒の就活生:
「旧帝大・早慶の学生」が選ぶ人気企業ランキング、1位は?
採用支援事業を展開するリーディングマークは、「旧帝大/早慶 新卒就職人気企業 夏期ランキング」を発表した。働きたい企業1位は……。(2025/7/26)
「ジャイアント・ホグウィード」らしき植物から“光毒性物質”検出 「外来種であることは間違いない」
北海道大学は、札幌キャンパスで見つかった“毒性の疑いのあるセリ科植物”について、日光と反応して刺激を誘発する「光毒性物質」を検出したと発表した。(2025/7/15)
廃棄物を活用し機能性材料を創出:
もみ殻と鉱山副産物で「燃料電池用触媒」、白金の代替に
東北大学を中心とする研究グループは、農業廃棄物の「もみ殻」と鉱山副産物の「パイライト(黄鉄鉱)」を原料とする「燃料電池用触媒」を開発した。未利用資源から高性能な機能性材料を生み出した今回の成果は、希少資源である白金(Pt)の代替となるばかりでなく、持続可能な材料を開発する新たな取り組みとして注目される。(2025/7/7)
毒草「ジャイアント・ホグウィード」らしき植物、北大が除去 種類の特定はできず
北海道大学は、札幌キャンパスで見つかった“毒性の疑いのある植物”を刈り取ったと発表した。現時点ではこの植物の正体を特定は難航しているという。(2025/7/3)
ビジネスとITを繋ぐビジネスアナリシスを知ろう!:
ビジネスリレーションシップ・マネジメントでビジネスアナリシス・コンピテンシーを強化する
さまざまな組織でビジネスリレーションシップ・マネジメントの活動が推進されているが、それは、ステークホルダとのパートナーシップを強化し、組織的文化を作り、価値実現を推進するビジネスリレーションシップ・マネジメント能力の向上で、より高度なビジネスアナリシス活動を実践するための試みだ。(2025/7/2)
研究開発の最前線:
人工ダイヤモンド単結晶は極低温で軟化する
北海道大学らは、人工ダイヤモンドが極低温で軟化する現象を確認した。ダイヤモンド内に欠陥由来の量子状態が存在することを示唆するもので、量子センサーなど次世代技術への応用が期待される。(2025/6/30)
ビジネスとITを繋ぐビジネスアナリシスを知ろう!:
ビジネスアーキテクチャで変革のビジネスアジリティを実現する
現在は、継続的改善にとどまらず、ビジネスや業務および組織の構造的な変更をやり続ける継続的変革が求められている。この俊敏な継続的変革の活動のために重視することは何か。(2025/6/25)
医療技術ニュース:
薬剤を2000倍に濃縮して内包できる無機ナノ粒子カプセル作製法を確立
北海道大学らは、無機ナノ粒子を構成要素としたナノサイズの中空カプセル構造体作製技術を開発した。薬剤を2000倍以上に濃縮して効率的に内包できるため、次世代の薬物送達キャリアとして期待される。(2025/6/17)
新種のティラノサウルス「カンクウルウ」、北大などの研究チームが発見 起源と進化に新たな仮説
北海道大学などの国際研究チームは、約9000万年前の地層で見つかった骨格化石から、新種のティラノサウルス類を発見したと発表した。(2025/6/12)
水素製造の低コスト化に貢献 AEM水電解方式向けの高効率電極を開発
北海道大学と川崎重工業は、アニオン交換膜(AEM)水電解装置向け高性能電極の開発に成功したと発表した。(2025/6/5)
蓄電・発電機器:
マグネシウム電池の劣化挙動を解明 「水」が性能低下の原因に
北海道大学がマグネシウム電池の劣化挙動を解明。電解液に含まれる微量の水分が電池部材の腐食や正極の溶出などを促進することが分かったという。(2025/5/29)
電解液中の微量な水分:
マグネシウム電池の劣化要因は「水」だった 北大が解明
北海道大学は、マグネシウム電池における劣化挙動を調べ、電解液中に含まれる微量の水分が主要因であることを突き止めた。水分の混入を厳格に管理すれば、マグネシウム電池の高エネルギー動作が実現できるという。(2025/5/26)
2026年3月卒の就活生:
「旧帝大・早慶の学生」が選ぶ人気企業ランキング、上位を占めた業界は?
2026年に旧帝大・早慶などの有名大学を卒業予定の大学4年生は、どのような企業への就職を希望しているのか。HR事業を手掛けるリーディングマークが調査したところ……。(2025/5/16)
浪人生、二次試験から帰宅したら“あんまりな展開”が…… 悲劇に「真に受けちゃうんよな」「わかる」と共感集める
タイミングがすごい。(2025/4/24)
研究開発の最前線:
低コストな顔料でCO2をCOへ高効率に変換できる電解技術
東北大学は、CO2からCOへ高効率に変換できる電解技術を開発した。低コストな顔料を電極上で直接結晶化させることで、プロセス時間の短縮と触媒性能の向上が可能になった。(2025/4/21)
デバイスの性能向上と省エネを実現:
半導体デバイスの発熱を制御するメカニズムを発見
東北大学と北海道大学、高輝度光科学研究センターの共同研究チームは、絶縁膜において熱の流れを自在に制御できるメカニズムを発見した。しかも、基板の種類によって膜の構造や振動特性が変化し、熱伝導が大きく変化することを確認した。(2025/4/17)
研究開発の最前線:
低い圧力や粉砕工程で相転移する超セラミックス センサー材料活用で期待
北海道大学は、低い圧力や粉砕工程で相転移する超セラミックスを開発した。圧力や応力によって特性が変化するセンサー材料への展開が期待される。(2025/4/10)
【試し読み】コアラのかわいさと秘密に迫る1冊『コアラのひみつ』発売 赤ちゃんコアラやたくましい野生コアラのグラビアも満載
コアラ好きにはたまりません。(2025/4/5)
船も「CASE」:
自律航行型無人船でホンダ社員が起業、海洋観測を安価で手軽に
ホンダは新事業創出プログラム「IGNITION」発のスタートアップ企業「UMIALE」の設立を発表した。(2025/3/27)
研究開発の最前線:
環境負荷が大きい有機溶媒をほぼ使わずに有機リチウム試薬の合成に成功
北海道大学は、環境負荷の大きい有機溶媒をほぼ使わずに、有機リチウム試薬を合成することに成功した。粉砕機の1種となるボールミルを活用したメカノケミカル法により、従来法よりも実験操作を簡便化した。(2025/3/7)
半導体再興のカギは「人づくり」にあった━━全国8大学が明かす次世代育成の切り札
東京大学をはじめとする国内8大学の教授陣が「産学共創で拓く未来―最先端研究と次世代人材育成」をテーマに産業界とアカデミアの連携強化の重要性について語った。議論を基に、日本の半導体再興への道のりを探る。(2025/2/26)
TCT Japan 2025:
住友ゴムが高復元/高耐久な3Dプリンタ用UV硬化型ゴム材料をアピール
住友ゴム工業は「TCT Japan 2025」の日本AM協会ブースに出展し、高復元性/高耐久性が特長の3Dプリンタ用UV硬化型ゴム材料を紹介していた。(2025/2/5)
研究開発の最前線:
アルファ型二酸化マンガンの極小ナノ粒子を短時間で合成する手法を開発
北海道大学らは、アルファ型二酸化マンガンの極小ナノ粒子を短時間で合成する手法を開発した。球状形態に近づけ、粒子のアスペクト比を小さくすることで、次世代多価イオン電池の正極特性を改善する。(2025/2/5)
建設産業構造の大転換と現場BIM〜脇役たちからの挑戦状〜(9):
BIMで未来を切り拓いた地方ゼネコン 盛岡の「タカヤ」が描く、次世代の建設プロセスとキャリアビジョン【現場BIM第9回】
筆者は第6回「現場BIMの活用例 Vol.2」で、「ゼネコンはフロントローディングで、BIMパラメーター情報を登録し、専門工事会社と連携する『データ主導型のワークフロー』を構築するべきではないか」と提言した。この視点は、特に地方ゼネコンにおいて、生産性向上と技術革新の鍵となるだろう。今回は、具体的な事例として、岩手県盛岡市のタカヤによるBIM活用を紹介する。その挑戦は、地方ゼネコンのBIM活用の可能性と、建設プロセス変革への道筋を示している。(2025/2/7)
1時間で反応が完了し常圧で合成:
次世代蓄電池を高性能にする「極小ナノ粒子」を短時間で合成
北海道大学や東北大学らの研究グループは、アルファ型二酸化マンガンの極小ナノ粒子を短時間で合成する手法「アルコール溶液法」を開発した。合成した極小ナノ粒子は、多価イオン電池の正極や酸化反応触媒として高い特性を示すことが分かった。(2025/1/28)
液体から“何か”が召喚される……!? 奇妙な物体の生成動画が1200万再生の反響「化学反応で悪魔を召喚」
超伝導体の材料にもなるそうです。(2025/1/19)
熱制御デバイスの実用化に弾み:
ありふれた材料で「高性能熱スイッチ」を開発
北海道大学の研究グループは、ありふれた材料を用いて熱伝導率切替幅が従来の2倍以上となる「熱スイッチ」を開発した。熱制御デバイスの開発に弾みをつける。(2025/1/15)
研究開発の最前線:
酸化セリウムを活用し超高性能熱スイッチを開発 今後は「熱ディスプレイ」を試作
北海道大学電子科学研究所は酸化セリウムを活用し超高性能熱スイッチを開発した。(2025/1/8)
超伝導体ではない2つの物質を固溶:
新しい超伝導体「遷移金属ジルコナイド」を発見
東京都立大学や北海道大学、広島大学および、ローマ大学サピエンツァ校らの研究グループは、新たに合成した遷移金属ジルコナイドが、超伝導体であることを発見した。(2024/12/20)
研究開発の最前線:
低温かつ短時間、高強度で接合できる銅系ナノ接合材料を開発
北海道大学は、パワー半導体パッケージングなどに適した、銅系ナノ接合材料の開発に成功した。低温焼結に対応し、短時間の加熱で高い接合強度を発揮する。(2024/12/9)
低温、短い焼結時間で高い接合強度:
パワーデバイスのパッケージに適した銅系ナノ接合材料
北海道大学の研究グループは、パワー半導体デバイスのパッケージング工程などに適した「銅系ナノ接合材料」を開発した。低温かつ短い焼結時間でも高い接合強度を実現できるという。(2024/12/2)
モビリティサービス:
道内の航空路線で旅客機による赤潮モニタリングを開始
北海道大学と日本航空は、2025年夏より北海道エアシステムの航空機1機に観測用カメラを設置し、定期便航空機を用いた赤潮モニタリングを開始する。赤潮による水産業への被害防止に貢献する。(2024/11/28)
ビジネスとITを繋ぐビジネスアナリシスを知ろう!:
ビジネスアナリストの人材育成
ビジネスアナリストの主な役割は、組織内外のステークホルダーを巻き込んで組織の変革を実現すること。より広く、より深く企業の活動を注視する能力が要求される。(2024/11/27)
PayPayで大学への寄付ができるように 東大や早稲田など 「寄付がより手軽で身近なものに」
PayPayは、キャッシュレス決済サービス「PayPay」で大学への寄付ができるようになると発表した。(2024/11/19)
医療機器ニュース:
バイタル情報を無線でリアルタイム送信できる柔軟なセンサーパッチを開発
北海道大学は、心電図、呼吸、皮膚の温湿度を常時連続計測できる、ばんそうこうのように柔らかい無線型のフレキシブルマルチモーダルセンサーパッチを開発した。(2024/11/13)
研究開発の最前線:
コバルト触媒を用いて、多様な低分子骨格の構築に有効な合成手法を開発
武蔵野大学は、コバルト触媒を用いた金属水素原子移動とラジカルポーラークロスオーバーを組み合わせ、多様な低分子骨格の構築に成功した。医薬品や機能性材料の開発への応用が注目される。(2024/11/8)
「井上尚弥vs.グッドマン」を独占配信、狙いは? ドコモ社長に聞いた
NTTドコモは12月24日、プロボクシング4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥選手と、WBO世界バンタム級王者の武居由樹選手による2つの世界タイトル防衛戦「NTTドコモ Presents Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ」を、同社の映像配信サービス「Lemino」(レミノ)で独占無料生配信する。配信する意味や狙いを、ドコモの前田義晃社長に聞いた。(2024/10/25)
そうはならんやろ! 「今日のパスタ折りにくいな」と思ったら…… “まさかの正体”に23万いいね 「腕力がスゴすぎる」
パワークッキング。(2024/10/5)
Innovative Tech:
教科書を書き換えか? 新たな化学結合「一電子結合」発見 北大と東大が“1世紀前の理論”を実証
東京大学と北海道大学に所属する研究者らは、炭素原子間の新しい結合様式を発見した研究報告を発表した。炭素と炭素が電子1つだけで結合できることを実験で実証。この発見により、1世紀前に提唱された理論が実証された。(2024/10/3)
建設産業構造の大転換と現場BIM〜脇役たちからの挑戦状〜(8):
BIMが一過性のブームで終わらないために 空虚化する“フロントローディング”の根本原因【現場BIM第8回】
2009年の“BIM元年”から15年が経過し、BIMは確実に浸透してきているが、各社で「BIM疲れ」が出てはいないだろうか。そこで今回は、日本のBIMの現在地を「BIM活用の本当の受益者は誰か」という基本的な問いから再確認してみたい。(2024/10/8)
長浜淳之介のトレンドアンテナ:
「完成マンション取り壊し騒動」 心配なのは積水ハウスではなく、国立市といえるワケ
完成したにもかかわらず、取り壊しとなって話題を呼んだ国立市のマンション「グランドメゾン国立富士見通り」。あらためて国立市の歴史などを振り返りながら、今回のてん末について解説する。(2024/9/21)
研究開発の最前線:
水系亜鉛イオン電池を高エネルギー化、高出力化できる正極材料を開発
北海道大学と東北大学は、「水系亜鉛イオン電池」の高エネルギー化、高出力化に成功した。スピネル型亜鉛マンガン複酸化物を用い、高出力動作条件でも高いエネルギー密度を発揮できる新しい正極材料を開発した。(2024/9/4)
組み込み開発ニュース:
クアルコムが国内IoT事業を強化、PFNグループとAWLがISVパートナーに
クアルコムジャパンが日本国内におけるIoT事業戦略について説明。エコシステムを構成するISVパートナーとしてPreferred RoboticsとAWLが、EDCパートナーとしてNSWとサイレックス・テクノロジーが加わり、「Qualcomm Aware Platform」のPoCを大日本印刷とマクニカが行うことを明らかにした。(2024/8/29)
リチウムイオン電池を置き換える:
北海道大ら、水系亜鉛イオン電池の正極材料を開発
北海道大学と東北大学および、カリフォルニア大学ロサンゼルス校は、亜鉛イオン電池用の正極材料を開発した。これにより、水系亜鉛イオン電池でリチウムイオン電池と同等か、それ以上の高いエネルギー密度と出力密度を実現することが可能となる。(2024/8/23)
固溶体の合成方法を新たに開発:
柔らかい強誘電分子結晶の特性を用途に応じて調整
北海道大学は、柔らかい強誘電分子結晶の固溶体合成方法を開発し、用途に合わせて材料の特性を調整することに成功した。機能性物質である「柔粘性/強誘電性結晶」の実用化に弾みをつける。(2024/8/16)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。