USスチールは、米国のペンシルバニア州モンバレー製鉄所エドガー・トムソン地区に、新たな熱延設備を建設することを決定したと発表した。
日本製鉄の完全子会社であるUnited States Steel(以下、USスチール)は2026年10月23日、米国のペンシルバニア州モンバレー製鉄所エドガー・トムソン地区に、新たな熱延設備を建設することを決定したと発表した。同投資は、日本製鉄がコミットしている110億ドルの投資計画の具体化の1つであり、設備投資額は約30億ドルとなる。
同投資により、老朽化した既存設備を新鋭設備へ更新し、年間生産能力を現在の約220万トンから約350万トンへ拡大する。これにより、自動車、家電、エネルギー分野をはじめとする幅広い需要に対応できる製品供給体制を構築する。
加えて、ウオーキングビーム加熱炉、サイジングプレスなどの導入により、生産性向上、省エネルギー化、歩留まり改善および品質の安定化を実現し、顧客への高品質な鋼材の安定供給に貢献する。必要な許認可取得後に建設を開始し、2029年後半の稼働開始を予定している。
同社は、USスチールを北米戦略における中核拠点と位置付けており、今回の投資を通じて競争力強化を図るとともに、顧客への高品質な製品とサービスの提供、地域雇用の維持や創出などを通じて、米国鉄鋼産業および地域社会の持続的な発展に貢献していく。
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