金色に輝く「サイバーキャブ」の外板は樹脂製、アンボックス方式で高効率生産自動運転技術(1/2 ページ)

Tesla Japanは、ドライバーレスの自動運転車による配車サービス「ロボタクシー」向けに開発した専用車両「サイバーキャブ」を報道陣に公開した。金色が印象的な車両の外板は塗装レスの樹脂製で、従来の組み立てラインと異なるアンボックス方式により高効率で生産している。

» 2026年09月14日 06時15分 公開
[朴尚洙MONOist]

 テスラ(Tesla)の日本法人であるTesla Japanは2026年9月11日、東京都内で会見を開き、ドライバーレスの自動運転車による配車サービス「ロボタクシー(Robotaxi)」向けに開発した専用車両「サイバーキャブ(Cybercab)」を報道陣に公開した。

テスラの「サイバーキャブ」 テスラの「サイバーキャブ」[クリックで拡大]
「サイバーキャブ」がバタフライドアを閉める様子,「サイバーキャブ」がバタフライドアを閉める様子[クリックで再生]
「サイバーキャブ」がバタフライドアを開けた状態「サイバーキャブ」がバタフライドアを開けた状態「サイバーキャブ」がバタフライドアを開けた状態 「サイバーキャブ」がバタフライドアを開けた状態[クリックで拡大]
「サイバーキャブ」がバタフライドアを閉じた状態「サイバーキャブ」がバタフライドアを閉じた状態「サイバーキャブ」がバタフライドアを閉じた状態 「サイバーキャブ」がバタフライドアを閉じた状態[クリックで拡大]
「サイバーキャブ」の車室内「サイバーキャブ」の車室内 「サイバーキャブ」の車室内。運転席はなく前方シートに2人が乗車できる。センターディスプレイはテスラ車両として最大となる20.5インチ[クリックで拡大]
Tesla Japanの橋本理智氏 Tesla Japanの橋本理智氏

 サイバーキャブは2026年9月3日から、米国テキサス州オースティンでロボタクシーのサービス提供を開始した。Tesla Japan 代表取締役社長の橋本理智氏は「ロボタクシーのサービスそのものは、ダラス、ヒューストン、マイアミといった都市で『モデルY』によって提供しており、今回専用設計車両のサイバーキャブが加わったという位置付けだ」と語る。

 サイバーキャブは、2つのベンチ型シートに斜め上方に開くバタフライドアを装備することで狭い駐車場でも乗り降りしやすい設計となっている。「タクシーなどのライドヘイリングサービスの利用実態は、8割以上が2人以下の人数であることが分かっている。つまり、この2人乗りという設計はライドヘイリングサービスの実際の使われ方に合わせたものだ」(橋本氏)。

 また、アクセシビリティーの高さもサイバーキャブの特徴の一つだ。シート座面は標準的な車いすと同じ高さになっている。車両にセンタートンネルがないので、ベンチ型シートに座った時に横にスライドしてそのまま乗り移ることができる。非常用のドア開放やストップボタンには反射タイプの点字表記も入れている。

「サイバーキャブ」のシート座面は標準的な車いすと同じ高さ 「サイバーキャブ」のシート座面は標準的な車いすと同じ高さ[クリックで拡大]

 なお、サイバーキャブの利用ガイド(Cybercab Rider Guide)で公開されている寸法の仕様は以下の通り。外形寸法は、乗降口の段差414mm、最低地上高144mm、全幅1754mm、全高は1408mm。室内寸法は、ヘッドルーム972mm、足元スペース1103mm、肩回りスペース1317mm、ヒップルーム1273mm。リフトゲート式のリアトランクの容量は572L(リットル)である。

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