ソディックは、リニアモーター駆動の精密形彫り放電加工機「A40G」「A60G」を2026年10月26日から販売することを発表した。両製品は「JIMTOF2026」に展示する。
ソディックは2026年8月25日、リニアモーター駆動の精密形彫り放電加工機「A40G」「A60G」を同年10月26日から販売することを発表した。なお、両製品は「JIMTOF2026」(同年10月26〜31日、東京ビッグサイト)に出展する。A40Gは年間300台、A60Gは年間200台の生産を目標にしている。
「A40G」「A60G」はいずれも、自社開発の高出力リニアモーターをX、Y、Zの3軸に搭載しており、高速/高応答な加工性能を発揮する。ボールねじを使用しない非接触駆動は経年変化を抑え、長期にわたり高精度を維持。高剛性構造と精密補正機能を組み合わせることで、設置環境の温度変化や高速駆動時の熱変位の影響を低減し、安定した加工精度を支える。
また、加工中のハンチングを抑え、狙った平たん度/面粗さを安定して実現するサーボ技術「ESサーボ」を標準搭載しており、ICパッケージ向け加工だけでなく、大面積加工、深物加工、ゲート穴加工など幅広い加工領域で品質の安定を支援する。先進の放電制御技術「アークレス4」をはじめ、荒加工から仕上げ加工まで各領域に適した放電制御/放電回路を搭載しており、加工速度、加工精度、加工面質の向上を図る。
NC画面は、ユニバーサルデザインに配慮して視認性/操作性を高めた。段取りから加工までの手順やよく使う機能を「My Collections」に登録することで、作業者ごとの使いやすい操作環境を構築可能だ。3D電極データの表示やタッチ操作に対応した3Dグラフィック表示によって加工状況を直感的に把握でき、LN Proモードから加工情報を入力して直接実行できるため、NCプログラムを意識せず加工開始までの操作を簡略化できる。
その他、マガジン駆動のサーボモーター化などにより交換時間を従来機比で10%短縮し、段取り性向上を図っている。
| 主な仕様 | A40G | A60G |
|---|---|---|
| 各軸ストローク(X×Y×Z) | 400×300×270mm | 600×420×370mm |
| テーブル寸法(幅×奥行き) | 600×400mm | 750×550 |
| 加工タンク内寸法(幅×奥行×高さ) | 750×620×350mm | 950×740×450mm |
| 最大加工物質量 | 550kg | 1500kg |
| 最大懸垂重量 | 50kg | 50kg |
| 機械本体寸法(幅×奥行×高さ) | 1550×2405×2330mm(低床設定時:1550×2405×2260mm) | 1740×2760×2570mm(低床設定時:1740×2760×2500mm) |
| 機械据付寸法(幅×奥行) | 2400×3300 | 2600×3700mm |
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