3D配信ソリューションに流出元の特定を支援する電子透かし機能を追加3Dプリンタニュース

ラティス・テクノロジーは、Webベースの3D配信ソリューションの最新版「XVL Web3D Manager Ver.12.2a」をリリースした。セキュリティ機能を強化するため、「セキュアビューオプション」を搭載している。

» 2026年08月06日 09時00分 公開
[MONOist]

 ラティス・テクノロジーは2026年7月27日、Webベースの3D配信ソリューションの最新版「XVL Web3D Manager Ver.12.2a」をリリースした。セキュリティ機能を強化するため、新たに「セキュアビューオプション」を搭載した。

電子透かしの仕組みとセキュアビューオプション 電子透かしの仕組みとセキュアビューオプション 出所:ラティス・テクノロジー

 「XVL Web3D Manager」は、Webブラウザ上で3D技術文書の配信と閲覧ができるソリューションだ。最新版では、従来の「ランダム拡縮オプション」に電子透かし機能を統合し、新たにセキュアビューオプションとして提供する。

 ランダム拡縮では、Webブラウザ上で共有する3Dモデルの表示スケールをランダムに変化させて、正確な寸法情報の取得を防いで形状を保護する。画面キャプチャーによる不正な情報持ち出しなどに伴う模造品の製造リスクを低減する。

 電子透かし機能では、ユーザーの識別情報などを不可視の電子透かしとして画像データに埋め込む。流出したキャプチャー画像から透かし情報を抽出し、「いつ、誰が閲覧したデータか」の追跡調査を支援する。キャプチャー画像が流出した場合でも流出元の特定を支援するため、不正な情報持ち出しへの抑止効果が期待できる。

 同社は最新版により、外部協力会社との3Dデータ共有をより安心して運用できる環境づくりを支援するとしている。

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