UELは「第38回 ものづくり ワールド[東京]」の構成展の1つである「第38回 設計・製造ソリューション展[東京]」において、プレス金型成形時に発生するスクラップの落下挙動をシミュレーションし、不良リスクを事前に見える化する「XDaevr(クロスダイバー) SCRAP-FALLING」を披露した。
UELは「第38回 ものづくり ワールド[東京]」(2026年7月1〜3日、東京ビッグサイト)の構成展の1つである「第38回 設計・製造ソリューション展[東京]」において、プレス金型成形時に発生するスクラップの落下挙動をシミュレーションし、不良リスクを事前に見える化する「XDaevr(クロスダイバー) SCRAP-FALLING」を披露した。
XDaevr SCRAP-FALLINGはXR(VR/AR/MR)技術やゲーム開発技術を活用したユーザー体験型の課題解決ソリューション群「XDaevr」シリーズの第1弾製品として2025年7月から展開されている。XDaevr SCRAP-FALLINGは、CADデータから出力した3Dモデルを取り込み、材質の摩擦係数や反発係数、シューターの角度やモデルの透明度、落下速度といったさまざまな条件/パラメータを自由に設定可能だ。
同製品を活用することで、ユーザーは設計段階から仮想空間上で製造時のスクラップ落下動作を確認でき、試行錯誤をすることで設計品質を向上させることができる。この際に、スクラップ詰まりの課題を確認し、解消することで、金型製作段階における作業工数を削減可能だ。
また、同製品は簡単に操作可能なため、経験の浅い若手の従業員でも感覚的にスクラップ排出の流れを理解できる。「XDaevr SCRAP-FALLINGは仮想空間上でゲームのようにリアルタイムで状況を確認できるという強みがある。ゲームエンジンはUnreal Engineを採用している」(XDaevr SCRAP-FALLINGの説明担当者)。
今後の製品展開については、「現在はデータ量が多かったり、複雑な形状だったりするCADデータ取り込みに多くの時間が必要なので、この部分を改善する。他にも、操作性がゲーム寄りとなっており、顧客から操作しづらいという声もいただいており、これも改善したい。また、VR(仮想現実)ゴーグルやスマートグラスに焦点を当てた研究を進めており、この領域に強みを持つUnreal Engine以外の開発基盤の活用も検討している」(同担当者)と述べた。
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