Revopoint Japanは、シングルフレーム正確度0.02mmを実現し、ワイヤレス運用とマーカーレススキャンに対応する光学式トラッキング3Dスキャナー「Trackit SR」を発売した。
Revopoint Japanは2026年7月7日、ワイヤレス運用とマーカーレススキャンに対応する光学式トラッキング3Dスキャナー「Trackit SR」を発売した。航空宇宙や自動車分野における品質検査など、工業用途に向けて展開する。
Trackit SRは、シングルフレーム正確度0.02mm、体積精度0.02mm+0.04mm×L(m)を実現する。内蔵センサーで温度をリアルタイムに監視し、環境温度の変化による精度低下を抑制する。
対象物にマーカーを貼り付ける必要がなく、光学式トラッキング技術によってスキャナーの位置情報をリアルタイムに取得する。推奨する対象物のサイズは0.01〜4mで、トラッカーの動作距離は0.8〜2.5mとなる。
スキャンモードは用途に応じて3種類を用意。30本のブルークロスレーザーラインを使用する「ファインモード」、17本のブルー平行レーザーラインを使用する「ファーモード」、1本のブルーシングルレーザーラインを使用する「深穴モード」を切り替えられる。最大スキャン速度は毎秒200万点。全てのモードで、黒色面、高反射面、金属表面をスプレーやマーカーなしで直接スキャンできるという。
本体とトラッカーの両方がWi-Fi 6によるPCとの無線接続に対応する。本体は交換式バッテリーを搭載し、最大約2.5時間の連続稼働が可能だ。トラッカーも、オプションのバッテリーグリップを使用することで、電源ケーブルを接続せずに運用できる。
最大10万ルクスの屋外環境でも安定したスキャンが可能で、工場に加え、エンジニアリング現場や遺跡/文化財調査、現場での工業計測などに活用できる。
ソフトウェア環境として、スキャンデータのリアルタイム取得と位置合わせを行う「Revo Track」を提供する。取得したデータは、GD&T解析や偏差解析、検査レポート作成を行う「Revo Measure」、またはリバースエンジニアリングを行う「Revo Design」へシームレスに移行できる。
Revo Designでは、STEP、IGES、STL形式でCADデータを書き出せる。3つのソフトウェアは共通のデータ基盤を採用しており、データの書き出しや変換、再読み込みを繰り返すことなく連携できるという。
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