フューチャーは、独自開発の設計開発プラットフォームを中核とする「AI駆動開発」を複数プロジェクトへ展開する。設計情報を構造化された開発資産として蓄積し、2027年までに開発工程の生産性を3倍に高める。
フューチャーは2026年6月30日、主要事業会社のフューチャーアーキテクトとともに、自社開発の設計開発プラットフォームを中核とした「AI(人工知能)駆動開発」を複数のプロジェクトへ順次適用し、開発プロセスの変革を本格化すると発表した。画面や帳票、ビジネスロジック、インタフェース、テスト観点などの設計情報を、AIが扱いやすい構造化された開発資産として蓄積し、2027年までに開発工程の生産性3倍を目指す。
この取り組みは、開発工程におけるAIエージェントの活用を起点に、設計や開発のプロセス全体へAIを組み込んだ高度なプラットフォームへと進化させるものだ。AIが正しい仕様や設計情報を参照できるようにプラットフォームへ設計情報を蓄積し、AIが開発標準に沿って成果物を生成する。
生成された成果物は、人が業務判断や例外処理を加え、品質ガードレールを通じて検証することで、開発スピードの向上をエンタープライズシステムに求められる品質やセキュリティ、ガバナンスの担保につなげる。
品質ガードレールでは、AI生成物をそのまま受け入れるのではなく、静的解析やセキュリティチェック、単体テスト、レビュー、アーキテクチャ制約との整合確認などを実施する。AIへの指示や参照した設計情報、レビュー指摘、修正履歴などの証跡を残すことで、開発プロセスの透明性とガバナンスを高める。
また、独自のソースコード解析ソリューション「Futurefraqta」をはじめとする既存システム解析技術を活用し、現行システムの構造や依存関係を可視化することで、レガシーシステム刷新や基幹システム再構築においても現行資産を踏まえたAI活用を可能にする。
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