UL Solutions、自動車業界向けに最先端のEMC試験所を日本に開設電動化

米国UL Solutionsは、日本の愛知県豊田市に最先端の自動車業界向けEMC(電磁両立性)試験所を新設する。これにより、複雑化が進む自動車技術への対応を強化する。

» 2026年07月06日 16時00分 公開
[MONOist]

 米国UL Solutionsは2026年6月24日、愛知県豊田市に最先端の自動車業界向けEMC(電磁両立性)試験所「Automotive Technology & Innovation Center」を新設すると発表した。これにより、複雑化が進む自動車技術への対応を強化する。同施設は同年7月1日より運用を開始する。

 Automotive Technology & Innovation Centerでは、自動車業界向けにEMC試験を実施する。ブレーキやステアリング、エンジン制御などの重要システムに障害を引き起こす可能性のある電磁波の干渉から自動車を保護できるようにメーカーを支援する。日本でも数少ないEMC試験所であり、延床面積は2万5000平方フィート(2322.58m2)だ。高電圧、高電流、高トルクおよび高回転数に対応した試験設備を保有する。

 また、試験室は、最大回転数2万5000RPM、最大トルク3500Nm以上に対応可能で、電源設備は最大1500V/1000Aの電力供給が可能だ。これらにより、高電圧/高電流/高出力の自動車用電気システムの試験が可能となり、複雑な電子システムを厳しい使用環境を想定した動作条件下で評価できる。

 日本は2025年において年間800万台以上の自動車を製造した世界第3位の自動車生産国である。自動運転車両やSDV(ソフトウェアデファインドビークル)の普及などにより高度な試験へのニーズが高まる中で引き続き重要な市場となっている。

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