アナログ・デバイセズ、次世代車載オーディオバス技術「A2B2.0」対応品の量産開始車載ソフトウェア

アナログ・デバイセズ(ADI)は、同社の次世代車載オーディオバス技術である「A2B(Automotive Audio Bus)2.0」に対応する「ADAA245xシリーズ」の量産を開始した。これにより、同社は車内音響体験のさらなる充実化を支援する。

» 2026年05月19日 16時00分 公開
[MONOist]

 アナログ・デバイセズ(ADI)は2026年4月28日、同社の次世代車載オーディオバス技術である「A2B(Automotive Audio Bus)2.0」に対応する「ADAA245xシリーズ」の量産を開始した。これにより、同社は車内音響体験のさらなる充実化を支援する。

 A2B2.0は、低遅延とシンプルなアーキテクチャを維持したまま、一段広いバス帯域幅とイーサネットの互換性によってA2Bプラットフォームを拡張したもの。バス帯域幅を4倍(最大98.3Mbps、全二重)に拡大し、さらに高度な車載オーディオアーキテクチャに対応する。最大119のアップ/ダウンオーディオチャンネルを支援し、車載オーディオシステムの構成を高度化することが可能だ。また、業界標準のOpen Alliance SPI(OASPI)インタフェースによるイーサネットデータのトンネリングに対応した。

 効率性に関しては、外部回路/部品の削減と機能統合の促進によって、最大30%のシステムコストを削減した。アーキテクチャは、62μsの低遅延と容易な統合ができるものを採用。従来のA2B1.0ケーブルおよびインフラ用コネクターとの互換性があり、アップグレードパスを簡素化させた。加えて、ADAA245xシリーズの製品は、A2B1.0ネットワークへの分岐が簡単で、これまで使っていたモジュールを再利用できる。

 インキャビン機能のソフトウェア化が進む中、オーディオは車内機能の使いやすさや応答性に関わる要素となる。A2B2.0は、アーキテクチャを複雑化せずに、バス帯域幅の拡大、低遅延化、イーサネット/トンネリングへの対応を図った。

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