三菱電機はAIスタートアップの燈と出資および協業に関する契約を締結した。最先端のAI技術をデジタル基盤に統合し、社会インフラの保守運用や工場の知能化、自動化を目指すことで、新たな事業価値を創出する。
三菱電機は2026年1月29日、産業特化型AI(人工知能)の実用化により革新的な解決策を提示するスタートアップ企業の燈(あかり)と、出資および協業に関する契約を締結した。
三菱電機は、自社のデジタル基盤「Serendie」関連事業に燈の最先端AI技術を取り込み、事業変革を加速させる。社会インフラの保守運用の省人化や自動化、工場の知能化による無人化など、新たな価値創出と事業拡大を目指す。
社会における課題が複雑化する中、事業を持続的に成長させていくには生成AI技術の実装と戦略的活用が必須となっている。燈は東京大学発のAIスタートアップで、現実世界をサイバー空間に再現するデジタルツインを活用する独自のシミュレーション基盤や、自律的に最適な手段を選択してタスクを実行するAIエージェントの実装を強みとしている。
同契約を通じて、燈の高度な技術と課題解決力に、三菱電機のコンポーネントや顧客資産、専門的知見を組み合わせる。これにより、潜在的な顧客の課題を発掘し、サービスの創出や価値提供先の拡大を推進する。
今後、三菱電機はAI技術の活用事例を蓄積し、デジタルによるイノベーティブカンパニーへの変革を加速させる。燈は現場の「実データ」に基づいたAI実装に注力しており、両社の連携効果を生かして産業の自律化や知能化を世界規模で進展させる。
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