積水化学工業は、膜を介した酸素供給で安定した生物処理を可能にする「平膜型MABR」排水処理技術について、ユーザーへの提案を本格化する。標準活性汚泥法に比べ、エネルギー消費量を最大75%削減可能で、発生汚泥量は最大65%低減できる。
積水化学工業は2026年1月21日、膜を介した酸素供給で安定した生物処理を可能にする「平膜型MABR(Membrane Aerated Biofilm Reactor)」排水処理技術について、ユーザーへの提案を本格化すると発表した。技術確立にめどが立ち、同年春の上市を予定している。
MABRは、膜を介して酸素を供給する生物膜法の新技術で、低駆動圧力で高効率な水処理を可能とする。同社のMABRは平膜構造を採用し、高い酸素透過度と強度を両立させ、より高い効率の水処理を達成。標準活性汚泥法に比べ、エネルギー消費量を最大75%削減し、発生汚泥量は最大65%低減できる。
また、スペースを拡張せずに既存設備へ導入が可能で、排水処理能力を増強できる。パネルタンクの外付けも可能だ。新設設備では、MABRと回転円板の組み合わせにより、電力費や汚泥を削減できる。
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