それでは、前回(レベル5)の最後に登場した問スター(7)に挑んでいきましょう!
今回の問スターは設計変更が発生するタイプです。特に注意したいポイントは、勾配「5度」の突起形状と、厚さ「t5」の扱い方です。
まず勾配のある突起形状についてです。後の設計変更でブロック上面をくり抜く場面を踏まえ、あらかじめブロックの下面まで押し出して形状を作っておくと、変更時のエラーを防ぎやすくなります。万が一エラーが出た場合でも、押し出しの設定を見直せば対応できます。
一方、厚さ「t5」はシェルコマンドを利用して作成しておくと、設計変更【2】にスムーズに対応可能です。
どうしても倒せない(分からない)場合や、倒し方の手順を知りたいという方は、テルえもん直伝の攻略法動画を参考にしてみてください(動画2)。
休む間もなく、新たな問スター(8)が登場しました。問スター(7)の設計変更【2】で完成した3Dモデルを使い、2D図面を作成してください(図8)。
問スター(8)の倒し方の手順と、テルえもん直伝の攻略法動画は次回お届けします!! それでは、次のクエストでまたお会いしましょう! (レベル7へ続く)
小原照記(おばら てるき)
いわてデジタルエンジニア育成センターのセンター長、3次元設計能力検定協会の理事長も務める。3D CADを中心とした講習会を小学生から大人まで幅広い世代の人に行い、3Dデータを活用できる人材を増やす活動をしている。また企業の困り事に対し、デジタルツールを使って支援している。人は宝、財産であると考え、時代に対応する、即戦力になれる人財、また、時代を創るプロフェッショナルな人財の育成を目指している。優秀な人財がいるところには、仕事が集まり、人が集まって、より魅力ある街になっていくと考えて地方でもできること、地方だからできることを考えて日々活動している。
【レベル5】作業履歴を正しく編集し、設計変更せよ!
【レベル4】図面の穴寸法の表記を攻略せよ!
【レベル3】図面の寸法値を複数回使うべからず!
【レベル2】指示された寸法値のみ使用せよ!
【レベル1】2D図面から3Dモデルを作成せよ!
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