それでは、前回(レベル4)の最後に登場した問スター(6)を攻略していきましょう!
図面(図5)に記載されている「P.C.D.」は、“Pitch. Circle. Diameter.”の略で、直訳すると「ピッチ 円 直径」です。穴が円上に配置される場合に用いられる表記で、今回は“直径45mmの円上に穴がある”ことを意味しています。前回のアイテム(穴の表記)を思い出しながら3Dモデルを作成してみましょう。
そして、なんとここで問スター(6)が進化(設計変更)しました!
図5を攻略した後で、図6の設計変更を行ってください。今回紹介したアイテム(スケッチ編集やフィーチャー編集/削除など)をうまく活用すれば、進化した問スター(6)も倒せるはずです!!
どうしても倒せない(分からない)場合や、倒し方の手順を知りたいという方は、テルえもん直伝の攻略法動画を参考にしてみてください(動画1)。
なかなか手強かったですね……。むむっ!! 早くも次の問スターがあらわれたようです。今回の問スター(7)は2回進化するようです(図7〜9)。いわゆる“中ボス”クラスのお出ましですね。
一つずつ、図面に記載されている値を確認しながら、確実に倒していきましょう!
問スター(7)の倒し方の手順と、テルえもん直伝の攻略法動画は次回お届けします!! それでは、次のクエストでまたお会いしましょう! (レベル6へ続く)
小原照記(おばら てるき)
いわてデジタルエンジニア育成センターのセンター長、3次元設計能力検定協会の理事長も務める。3D CADを中心とした講習会を小学生から大人まで幅広い世代の人に行い、3Dデータを活用できる人材を増やす活動をしている。また企業の困り事に対し、デジタルツールを使って支援している。人は宝、財産であると考え、時代に対応する、即戦力になれる人財、また、時代を創るプロフェッショナルな人財の育成を目指している。優秀な人財がいるところには、仕事が集まり、人が集まって、より魅力ある街になっていくと考えて地方でもできること、地方だからできることを考えて日々活動している。
【レベル4】図面の穴寸法の表記を攻略せよ!
【レベル3】図面の寸法値を複数回使うべからず!
【レベル2】指示された寸法値のみ使用せよ!
【レベル1】2D図面から3Dモデルを作成せよ!
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