製造現場のデータ活用促進、ロックウェルがエッジゲートウェイソリューション製造ITニュース

ロックウェル オートメーション ジャパンは、製造現場のデータ活用率向上を目指すエッジゲートウェイソリューション「OptixEdge」を発表した。データをリアルタイムで処理し、時間とコストの削減に貢献する。

» 2025年07月08日 13時00分 公開
[MONOist]

 ロックウェル オートメーション ジャパンは2025年6月24日、製造現場のデータ活用率向上を目指す、エッジゲートウェイソリューション「OptixEdge」を発表した。データをリアルタイムで処理し、時間とコストの削減に貢献する。

キャプション エッジゲートウェイソリューション「OptixEdge」[クリックで拡大] 出所:ロックウェル オートメーション ジャパン

 OptixEdgeは、同社の「FactoryTalk Optixソフトウェア」を通じてユーザーの制御システムと接続し、データの収集、分析、クラウドへの送信を実施する。これにより、複数拠点からの機械やシステムデータのモニタリング、分析が可能になり、迅速な洞察の取得、コスト効率の向上、スマートな意思決定を可能にする。

 標準搭載のFactoryTalk Optixアプリケーションにより、Webブラウザのみで容易に設定できる。データ収集プロセスが簡略化されることで、エンジニアリング工数を削減。必要に応じてカスタムアプリを構築、導入できる。軽量なアプリケーションの実行と同梱ソフトウェアを並行運用でき、柔軟な運用が可能だ。

 また、「FactoryTalk Remote Access」によるリモートプログラミング、設定、トラブル対応が可能。VPN経由の安全な接続により、保守チームは遠隔地からでも迅速かつ安全に対応できる。

 同社製のハードウェアだけでなく、他社製のグラフィック端末やコントローラーとの連携もできる。クラウドへのデータ転送量を削減することで、ストレージコストの削減、ネットワークパフォーマンスの向上に貢献する。

⇒その他の「製造ITニュース」の記事はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.