従来あった「History & Murata-Performanceエリア」「Presentエリア」「Solution-DEMOエリア」の展示もアップデートされている。
History & Murata-Performanceエリアでは、自動車の電子制御電装化/普及の歴史や、村田製作所のモビリティ向け売上高を2010年を100として2023年までの成長を示すグラフ(2023年は2010年比で5倍)、実際の自動車を1台解体してそこに搭載されていた積層セラミックコンデンサーをサイズごとに分類したもの(総数で約7000個)などを展示している。
Presentエリアでは、当初の展示施設として中核的な役割を担っていた、村田製作所の電子部品を搭載した車載基板を展示している。「Connected/IVI」「AD/ADAS」「Electrified」「Other」の4つに分類しており、さまざまなシステムのECUに組み込まれた車載基板を手に取って確認できる。
展示施設の奥側にある別室となるSolution-DEMOエリアでは、村田製作所の新製品のデモを体感できる。今回の報道公開では、小型EV(電気自動車)に搭載した加速度センサーやジャイロセンサー、超音波式雨滴除去デバイス、ミシュランと共同開発したタイヤ向けのRFIDタグなどのデモを披露した。
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