ヤマザキマザックは、大型アルミダイカスト部品の加工に対応する横形マシニングセンタ「FF-1250H」を発表した。自動車のサブフレームなどの大型かつ複雑形状のアルミダイカスト部品の量産加工に対応する。
ヤマザキマザックは2024年10月30日、大型アルミダイカスト部品の加工に対応する横形マシニングセンタ「FF-1250H」を発表した。
新製品は、一体成型されたアルミダイカスト部品の加工に適した横形マシニングセンタだ。今後の増加が見込まれる、自動車のサブフレームなどの大型かつ複雑形状のアルミダイカスト部品の量産加工に対応する。
チルトロータリーテーブルには最大直径1600×高さ1100mmの大型ワークを積載でき、複雑形状のワークでもワンチャッキングでの多面加工で対応し、工程集約が可能になる。また、#50クラスの主軸の採用により、大径、重量工具や特殊形状工具を使った効率的な加工ができる。
さらに、多様な自動化装置との連携が可能な広いドア開口部と、切粉の排出性を高めた加工エリアの構造により、量産ラインの自動化にも貢献する。
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