ダイナミックマッププラットフォームは、同社製の高精度3次元地図データ(HDマップ)の提供可能ファイルフォーマットを20種類に拡大した。自動運転以外の用途にも展開し、より広い分野での利用を促進する。
ダイナミックマッププラットフォームは2024年9月18日、同社製の高精度3次元地図データ(HDマップ)の提供可能ファイルフォーマットを20種類に拡大したと発表した。自動運転以外の用途にも展開し、より広い分野での利用を促進する。
今回の拡充には、ゲームやアニメーションとなどのエンターテインメント、シミュレーターや建築、自動車といった広汎な用途で使われているUnityやUnreal Engineも含まれる。また、同日より同社サイト内に「データ活用事例・サンプルデータ提供特設ページ」を開設し、さまざまなフォーマットでのサンプルデータ提供を開始する。対応フォーマットは利用者の要望に応じて拡大していく。
もともとHDマップは、自動運転・先進運転支援システム(ADAS)向けに開発されたものだが、近頃、自動運転以外の用途での問い合わせが増加していた。しかし、業界や用途によって利用データフォーマットが異なることから提供が困難であった。
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