オリンパスグループのOdin Medicalが開発したクラウド型AI内視鏡画像診断支援システム「CADDIE」が、米国食品医薬品局の認可を取得した。
オリンパスは2024年9月6日、グループ会社のOdin Medicalが開発したクラウド型AI(人工知能)内視鏡画像診断支援システム「CADDIE(キャディー)」が、米国食品医薬品局の510(k)認可を取得したと発表した。オリンパスグループ初となる、クラウドベースの大腸内視鏡画像診断支援システムだ。
CADDIEは、大腸内視鏡検査の映像をリアルタイムで解析し、病変の疑いがある部位を検出して、医師の診断をサポートする内視鏡画像のコンピュータ支援検出システム。Odin Medicalが有する内視鏡画像診断に関するクラウドベースのAI技術を活用している。遠隔でAIのソフトウェアをアップデートすることも可能だ。
オリンパスは2022年に、内視鏡画像診断に関する革新的なクラウド型AI技術を有するスタートアップ企業のOdin Medicalを買収した。なお、CADDIEは、日本国内では医薬品医療機器等法未承認だ。
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