booost technologiesは、ESGマネジメントソリューション「booost Sustainability Cloud」を、経済産業省が主導する日本版データ共有圏「ウラノス・エコシステム」に準拠させた。業種や国をまたぐサプライチェーンにおいて、横断的なデータ連携が可能になる。
booost technologiesは2024年6月14日、ESGデータのマネジメントソリューション「booost Sustainability Cloud」を、経済産業省が主導する日本版データ共有圏「ウラノス・エコシステム」に準拠させたと発表した。
booost Sustainability Cloudは、自社やサプライチェーンのCO2排出量をはじめとしたESG全般のデータをマネジメントする製品だ。ウラノスエコシステムに準拠したことで、今後booost Sustainability Cloudを導入する企業は、国や業種をまたいだサプライチェーンにおいても、横断的なデータやシステム連携が可能となる。これにより、ESGデータを精緻に可視化できるようになり、GX(グリーントランスフォーメーション)やSX(サステナビリティトランスフォーメーション)の推進に寄与する。
ウラノスエコシステムは、脱炭素や人手不足、災害激甚化といった社会課題の解決に向けて、国や企業、業界をまたいだ横断的なデータとシステム連携の構築を目指すイニシアチブだ。2024年5月には、サプライチェーンのデータ連携基盤の運用を開始している。
ウラノス・エコシステムはサプライチェーンに何をもたらすのか
脱炭素や品質などデータ共有の仕組みで主導権争い、取引条件が変化する2024年
日本版データ共有圏「ウラノス・エコシステム」とは? 欧州データ包囲網への対抗軸
CO2データの企業間連携の実現性を確認、供給網の排出量見える化に向けて前進
サプライヤーのCO2削減努力を適切に見える化するには何が必要か
日本版データ共有基盤「ウラノス・エコシステム」にご注目!Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
製造マネジメントの記事ランキング
コーナーリンク