大型/高速造形が可能なFDM方式3Dプリンタ「Ender-3 V3 Plus」の予約販売を開始3Dプリンタニュース

サンステラは、Creality製のFDM方式3Dプリンタ「Ender-3 V3 Plus」の予約販売を開始した。Core-XZ方式を採用し、大型/高速造形に対応している。

» 2024年06月17日 09時00分 公開
[MONOist]

 サンステラは2024年5月22日、Creality製のFDM(熱溶解積層)方式3Dプリンタ「Ender-3 V3 Plus」の予約販売を開始した。Core-XZ方式を採用し、大型/高速造形に対応している。価格は9万4600円で、同年6月30日までの予約販売期間中は7万2709円となる。

FDM 3Dプリンタ「Ender-3 V3 Plus」 FDM 3Dプリンタ「Ender-3 V3 Plus」[クリックで拡大] 出所:サンステラ

 新しい構造設計を採用し、本体サイズは410×445×577mm、重量は11.5kgと小型で、狭いスペースに設置できる。最大造形サイズは300×300×330mmだ。

410×445×577mmの小型サイズ 410×445×577mmの小型サイズ[クリックで拡大] 出所:サンステラ

 2つの高トルクモーターが同時に動作し、素早いレスポンスが可能なCore-XZ方式を採用した。開放機でも最高600mm/s、加速度2万mm/s2の造形速度を有する。

Core-XZ方式を採用 Core-XZ方式を採用[クリックで拡大] 出所:サンステラ
造形速度 造形速度[クリックで拡大] 出所:サンステラ

 新型高速ダイレクトドライブエクストルーダーを採用したことで、フィラメントトラブルを低減した。また、オートレベリング補正の搭載により、手動レベリングが不要となった。組み立てはモジュール式のため、15分ほどで完成する。

 精度は±0.2mm、積層ピッチは0.1〜0.35mm、フィラメント径は1.75mmとなる。データの転送は、USBメモリ、LANケーブル、Wi-Fiに対応。ファイル形式は、STL、OBJ、3MF、フィラメントはPLA、PETG、TPU、ABS、PLA-CF、PETG-CF、CR-carbonに対応している。

⇒ その他の「3Dプリンタ」関連ニュースはこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.