ZOZOが運営するファッションEC「ZOZOTOWN」は、通常よりも遅い商品配送を選択したユーザーにポイントを付与する「ゆっくり配送」を試験導入する。配送件数の削減や配送効率化などの効果を見込んでいる。
ZOZOは2024年4月2日、同社が運営するファッションEC「ZOZOTOWN」で、通常よりも遅い商品配送を選択したユーザーにポイントを付与する「ゆっくり配送」の試験導入を開始した。期間は同年4月22日(23時59分)まで。
ゆっくり配送では、注文日の5〜10日後までに商品を発送する。通常の配送よりも注文から発送までの期間が最大6日遅くなる。この方法を選択したユーザーには、ZOZOTOWNで決済可能なポイントを10ポイント(1ポイント=1円)付与する。
これにより、複数回の注文品をまとめて配送する「注文のおまとめ」が促進されて配送件数が減る他、繁閑に応じて発送作業が分散し配送が効率化するといった効果が見込まれる。今後は発送までのリードタイムを活用して、より環境負荷の小さい輸送方法に転換するモーダルシフトなども検討する予定だ。
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