2024年2月某日、私はラズパイを求めて小雨降る秋葉原に降り立ちました。
この記事は、2024年2月27日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
2024年2月某日、私は小雨降る秋葉原に降り立ちました。目的はRaspberry Pi(ラズベリーパイ、以下ラズパイ)を手に入れることです。
なぜ、こんなことをすることになったのかという経緯や、そもそもラズパイって何かについては、前回の当コラムを参照ください。概要をかいつまみますと、自身の体当たり取材(?)を基にしたコラム「FA担当がやってみた」をスタートさせることになりました。そこで題材として、業界内での知名度といい、その後の展開の広げ具合と言い、ベストな選択肢であろうラズパイを扱うことに決めました(室内でもできるし)。そしてまずは手始めに、ラズパイでLEDを光らせる、Lチカに挑戦することにしました。
秋葉原と言えば、長らくJR中央線使いだった私には縁がありそうでない街でした(神田からあと一駅なのにそこは総武線)。思い起こすのは、社会人になってから同僚と勢いでメイド喫茶を利用したことです。20年近くお会いしていませんが、あの方は今も元気かな。個人的には大型家電量販店のヨドバシカメラができた辺りから雰囲気が少しずつ変わって、今ではオフィス街のイメージも強くなってきました。
そんなことはどうでもいいのです。ラズパイです。もちろんネットで注文はできるのですが、そんなことしては記者の名が廃る、記者ならリアルを見ろよと世界に冠たる(?)電気街に足を運んだわけです。
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