ソアーは、動作速度を大幅に向上した自動ねじ締め機「SR1000」シリーズの受注を開始した。ねじのエア圧送方式の採用とツインテーブル仕様により、径M2.6、長さ6mmのねじ8本を約20秒で締めることができる。
ソアーは2023年12月19日、動作速度を大幅に向上した自動ねじ締め機「SR1000」シリーズの受注を開始した。同社量産ライン用自動機のノウハウを生かした同ねじ締め機を社外にも販売する。
SR1000シリーズは、ねじ呼び径M2.6とM3に対応する「SR1001」、M4対応の「SR1002」の2機種を展開する。ねじのエア圧送方式の採用とツインテーブル仕様により、径M2.6、長さ6mmのねじ8本を約20秒で締めることができる。同社の従来機と比べて作業効率が大幅に向上しており、製品の品質保持と安全性に配慮した設計となっている。
本体には、ねじの浮きや空転などの不具合を検知するセンサー、セーフティライトカーテン、緊急停止ボタンを搭載する。
同社は、顧客の要望のヒアリングから構想、設計、製作、設置、運用サポートまで一貫したサービスを提供し、顧客の生産ラインに合わせた、サイズやワーク保持機能などのカスタマイズにも対応する。
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