オンセミの車載用イメージセンサーファミリー「Hyperlux」が、ルネサス エレクトロニクスの「R-Car V4x」プラットフォームに搭載された。OEMやTier1サプライヤーの最新の車載コンピューティングを支援する。
オンセミは2023年10月24日、同社の車載用イメージセンサーファミリー「Hyperlux」が、ルネサス エレクトロニクスの「R-Car V4x」プラットフォームに搭載されたと発表した。
同製品は、2.1μmピクセルサイズで、車載アプリケーションに必要とされる150dBのハイダイナミックレンジ(HDR)や車載用全温度範囲でのLEDフリッカ軽減(LFM)などを備えている。
クラス最高性能のセンサーと、ルネサスエレクトロニクスのR-Carのソフトウェアプラットフォームを組み合わせることで、半自動走行車のビジョンシステムが強化され、安全性が向上する。OEMやTier1サプライヤーの最新の車載コンピューティングを、ADAS(先進運転支援システム)やレベル3までの自動運転を含めて支援する。
両社は戦略的に安全システムとADASに注力しており、製品の世代を超えて長年協業してきた。現在、数百万台の車両に搭載されているフロントカメラやサラウンドビュー、ドライバーモニタリングシステム(DMS)などのアプリケーションは、両社のイメージセンサーとR-Car Gen2またはR-Car Gen3を組み合わせている。
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