Rockwell Automationは、I/Oブロックの新製品「16点構成可能ブロック」を発表した。これまでにない構成可能性と統合I/O機能の提供により、オートメーションシステムの柔軟性と精度の向上に貢献する。
Rockwell Automation(ロックウェル・オートメーション)は2023年10月9日、I/Oブロック「ArmorBlock 5000 I/O」ポートフォリオの新製品「16点構成可能ブロック」を発表した。
新製品は、これまでにない構成可能性と統合I/O機能の提供により、オートメーションシステムの柔軟性と精度の向上に貢献する。拡張性を考慮した設計で3種類の業界標準の電源バリエーションと、16点(高速×8、標準×8)の構成可能デジタルチャンネルを提供し、幅広いアプリケーションに適応できる。
環境耐久性の向上により機械に直接取り付けでき、分散型設計に対応可能。高性能なゼロキャビネットアーキテクチャにより、配線コストの削減、設置やメンテナンスの効率化、機械設計の簡素化に貢献する。
また、入力タイムスタンプやSOE(シーケンスオブイベント)など、プロセスのリアルタイムモニタリングやスマートな制御に加え、機械の精度やシステムの信頼性を向上する機能を備える。さらに、モジュールのセキュアなWebサーバを介したブラウザで設定できるなど、より安全な制御ネットワーク環境を提供する。
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