GENKEIは、クラウド加工原価見積もりサービス「Cost PRO」の機能拡張を発表した。表題一括登録機能の案件詳細画面への統合と売価設定機能の追加により、効率的な見積もり業務を支援する。
GENKEIは2023年10月10日、クラウド加工原価見積もりサービス「Cost PRO(コストプロ)」の機能拡張を発表した。ユーザーの声を反映した機能の追加により、効率的な見積もり業務を支援する。
同サービスは、アップロードした図面の加工内容を選択、指示することで、自動で加工工程の設計や加工時間の計算などを実施し、加工原価を算出する。加工パラメーターや各種チャージ、賃率などの調整に対応しており、実際の加工に沿った加工原価算出が可能で、見積もり業務の効率化や属人化の解消に貢献する。
今回のアップデートでは、表題一括登録機能を案件詳細画面に統合し、案件管理画面内で表題一括編集が可能になった。表題一括登録機能は、最大100枚まで図面の表題情報を一度に読み込み、案件に反映させることで案件管理を効率化する。
これまでの見積もり詳細画面では、製造原価の算出に必要な材質やサイズ、加工形状などの項目が用意されていたが、新たに利益率と売価の項目を増やした。製造原価に利益率を上乗せした売価の自動計算に対応し、製造原価から売価までをCost PRO上で表示と管理ができるようになった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.