決して「間違ってもOK」ではありませんが、AIが間違うリスクを許容していく姿勢も求められているように思います。
先日、野村総合研究所が日本のChatGPT利用に関するレポートを公開しました。それによると、ChatGPTを運営する「Openai.com」への国別トラフィックシェアにおいて、日本は米国、インドに次いで世界第3位となったそうです。興味深いことにサイトの平均滞在時間は米国、インドより長く、また平日に比べると土日のアクセス数は急減するといった特徴があるとか。推測ですが、業務などで積極的に活用している事例も日本では少なくないのかもしれません。
ChatGPTがAI(人工知能)に対する人々の関わり方に大きなインパクトを与えたことは間違いないでしょう。それは単に、AIがより利用しやすく、身近になったという変化にとどまるものではありません。もう少し深い部分で、「AIは間違えるかもしれないけれど、便利なものだ」という認識が広まりつつあるように思うのです。
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