コンテックは、ランサムウェア対策ソフトウェアを搭載した、組み込み用PC「ボックスコンピュータ BX-M2500 Trellixモデル」を発表した。デジタル化とネットワーク化が加速する工場システムのセキュリティ対策を強化する。
コンテックは2023年3月23日、ランサムウェア対策ソフトウェアを搭載した、組み込み用PC「ボックスコンピュータ BX-M2500 Trellixモデル」の受注を開始した。型式は「BX-M2500-J805L07L08W19B」で、価格はオープンとなる。
BX-M2500 Trellixモデルは、Intel製Xeonプロセッサ「E-2278GEL」、大容量メモリ(16GB ECC)、大容量ストレージ(128GB SSD+256GB SSD)を搭載した高性能なセキュアモデルだ。
組み込み機器向けOSのMicrosoft Windows 10 IoT Enterpriseに、Trellixが提供する実行許可リスト(ホワイトリスト)型ウイルス対策ソフトウェア「Trellix Application Control」をプリインストールしている。
また、アメリカのセキュリティ基準「NIST SP800-147」に準拠した改ざん予防対策BIOSや、TCG TPM 2.0モジュールなど、経済産業省の「工場システムにおけるサイバー・フィジカル・セキュリティ対策ガイドライン」で対策例に挙げられている機能を搭載。デジタル化とネットワーク化が加速する工場システムにおいて、セキュリティ対策の強化に貢献する。
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