クラリベイトは、第12回「Top 100 グローバル・イノベーター2023」を発表した。優れたイノベーションパフォーマンスを行う企業や組織を選出するもので、日本からはAGCやブラザー工業など38社が選出された。
クラリベイトは2023年2月16日(英現地時間)、第12回「Top 100 グローバル・イノベーター2023」を発表した。優れたイノベーションパフォーマンスを行っている企業や組織を年に一度選出している。
12の国と地域から選ばれ、日本からはAGCやブラザー工業など38社が選出。前回に引き続き、選出数はトップとなった。2位以降は、アメリカ(19社)、台湾(11社)、フランスおよびドイツ(各7社)、韓国(5社)、中国(4社)が続いている。アジア地域の選出数が前回より4社増加し58社となり、同地区が引き続き高いリーダーシップを発揮している。
今回、同時に「Top 100 グローバル・イノベーター2023選出企業、組織による被引用回数が最も多い50の研究機関」を選出している。最も引用が多かったのは、Chinese Academy of Sciencesで、アメリカのMassachusetts Institute of TechnologyとStanford Universityがそれに続く。日本からは東京大学が選出された。
また、Top 1000の組織を対象に、2026年までの変化予測を分析。2024年以降も、電気通信やエネルギー、電気、コンピュータ機器などの分野の企業が順位を上げることが予測される。
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