次に、非線形構造解析ソフトウェア「Marc」での結果を見てみます。
反力プロットが顕著ですが、当たり前ですが同じものに同じ条件を与えているので、同じ傾向の結果になっていることが分かります。
以上、SOLIDWORKS SimulationとMarc(シンプルに2Dで実施)でやってみましたが、当たり前ですが同じような結果になります。いかがでしたでしょうか?
次回は、非線形問題を解くための「増分解法」について取り上げる予定です。お楽しみに! (次回へ続く)
水野 操(みずの みさお)
1967年生まれ。mfabrica合同会社 社長。ニコラデザイン・アンド・テクノロジー代表取締役。3D-GAN理事。外資系大手PLMベンダーやコンサルティングファームにて3次元CADやCAE、エンタープライズPDMの導入に携わった他、プロダクトマーケティングやビジネスデベロップメントに従事。2004年11月にニコラデザイン・アンド・テクノロジーを起業し、オリジナルブランドの製品を展開。2016年に新たにmfabrica合同会社を設立し、3D CADやCAE、3Dプリンタ関連事業、製品開発、新規事業支援のサービスを積極的に推進している。著書に著書に『絵ときでわかる3次元CADの本』(日刊工業新聞社刊)などがある。
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