その後、3週間ほどで全ての部品がそろったので、いよいよ組み立てていきます。ボトムプレートは治具のベースとなる部分で、自動機への脱着と移動用のハンドルを付けています。一列に空いている複数の長穴は、はんだ付け後に基板を取り出すためのピンが入る穴です。トッププレートは治具にセットした基板と端子を上から押さえる役割があります。端子は平板で押さえ、基板は搭載部品を避けて、左右の板端を1mm押さえるようにしています。
ボトムプレートの上に、基板と端子をセットする部品を組み付けていきます。ここで、基板の位置とトッププレート裏面の基板押さえの位置がずれていたら、もう全てが台無しになります。しかし、そこは事前にアセンブリデータでしつこく確認済みなので、問題ないはずです。
実際に、組み上がった治具に基板と端子を置いてみると、計画通りのクリアランスに基板も端子もちょうどよく収まり、ガタつくことなく、きつくもなく、いい感じに固定できました。
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