デジタルツインを実現するCAEの真価
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» 2022年02月21日 13時00分 公開

シミュレーションソフトウェアで5G携帯電話用アンテナの解析を自動化CAEニュース

Ansysのシミュレーションソフトウェア「Ansys HFSS」を、Wistronが採用した。同ソフトは、FCC認証に必要な5G携帯電話用アンテナの自動解析と信号カバレッジの最適化を可能にし、検証コストと時間を低減する。

[MONOist]

 Ansysは2022年2月7日、同社のシミュレーションソフトウェア「Ansys HFSS」をWistronが採用し、5G携帯電話用アンテナの解析を自動化したと発表した。

Ansysのシミュレーションソフトウェア「Ansys HFSS」をWistronが採用 Ansysのシミュレーションソフトウェア「Ansys HFSS」をWistronが採用[クリックで拡大] 出所:Ansys

 製造した機器の信号カバレッジがFCC(米国連邦通信委員会)認証に適合するかをメーカーが確認する際、これまでの試験装置では高いコストや数カ月に及ぶ検証時間が必要だった。

 Ansys HFSSは、高周波電子機器の設計やシミュレーションをするための3次元電磁界(EM)シミュレーションソフトウェアで、5G携帯電話用アンテナの性能を高速にシミュレーションして計測できる。

 アンテナ性能の検証に必要な高忠実度の結果が得られるだけでなく、検証に要するコストと時間を削減する。また、自動車用レーダーセンサーや人工衛星通信などさまざまな5Gアプリケーションに使用されるアレイアンテナを高い予測精度、信頼度で解析できる。

 Ansys HFSSの採用により、Wistronはモジュールの位置と方向をより正確に調整できるようになり、FCC認証に必要なパワー密度解析の自動化と、信号カバレッジの最適化が可能になった。5G携帯電話の設計が効率化され、製造コストと時間を低減している。

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