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» 2022年01月14日 06時00分 公開

ノア/ヴォクシーが全面改良、OTAや遠隔駐車、二輪検知の自動ブレーキを搭載安全システム(2/2 ページ)

[齊藤由希,MONOist]
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 高度運転支援技術「トヨタチームメイト」も設定する。自動車専用道路で時速40km以下の渋滞時、レーダークルーズコントロールとレーントレーシングアラートが作動中で、ドライバーが前を向いているなどの条件が満たされると、ドライバーの認知、判断、操作を支援する「アドバンストドライブ」が利用できる。同機能が作動すると、ドライバーはステアリングから手を離すことができる。

 駐車時の運転操作を支援する「アドバンストパーク」も採用した。並列駐車では、従来と同様のバック駐車だけでなく前向き駐車にも対応し、出庫時の操作支援も行う。ハイブリッドモデルでは、スマートキーを携帯している場合にスマートフォンの専用アプリから遠隔操作で駐車と出庫が可能だ。乗り降りしにくい場所での駐車をサポートする。

クルマを降りた状態で、スマートフォンの専用アプリで駐車操作を行うことができる[クリックで拡大] 出所:トヨタ自動車

 新型ノア/ヴォクシーは、ソフトウェアアップデートにも対応している。無線ネットワークによるアップデート(OTA:Over-The-Air)もしくは販売店での有線接続により、購入後の車両にも新たな機能を追加したり、性能を向上したりすることができる。最新の運転支援機能へのアップデートも可能だ。

HEVは全ての電動モジュールを刷新

 ハイブリッドシステムは、全ての電動モジュールを刷新したという。モーターとバッテリーの高出力化と、システムの高効率化により、心地よい加速と優れた燃費性能を両立。燃費は従来モデルから23%向上し、WLTCモード燃費で23.4km/l(リットル)となった。

ハイブリッドシステムを刷新した[クリックで拡大] 出所:トヨタ自動車

 ハイブリッドトランスアクスルは、モーターの出力を従来型から16%向上するとともに、モーターの小型化とギアの最適化により、15%の小型軽量化を達成している。また、新開発の超低粘度オイルを採用した。バッテリーは新開発のリチウムイオン電池セルによって出力を15%向上。アセンブリ構造の刷新により、従来比30%の小型化を実現した。パワーコントロールユニットは、従来比29%減の損失低減を達成した。損失低減と高出力を両立した新開発のパワー半導体を採用している。制御の高応答化による静粛性向上も図った。

 4WDのハイブリッドモデル向けリアトランスアクスルは、PMモーターの採用によって出力を「プリウス」の現行モデルと比べて5.6倍に高めた。小型2軸構造によって搭載性を高めるとともに、新たな制御によって安定した旋回性能を実現する。

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