増えるものに目を向けることが重要です。
青色レーザーを採用したレーザー加工機について製品化の動きが活発化しています。古河電気工業が日亜化学工業と共同開発した高出力青色レーザダイオードモジュールを使ったハイブリッドレーザーを製品化し2022年1月に販売開始することを発表した他、パナソニック スマートファクトリーソリューションズも2022年度の青色レーザー加工機製品投入を目指し2021年11月に青色レーザー加工機の用途開拓や共同研究を行う拠点として、プロセス実証センター「Advanced Material Processing Connect Lab」を立ち上げています。
なぜ、今青色レーザーによる加工機が急に注目を集めているのかというと、EV(電気自動車)などで需要が急増するリチウムイオン電池やモーターなどで使われる銅の加工に最適だからです。
銅加工に強い青色レーザーの実証施設をパナソニックが開設、EV用電池などで需要増
EVで増える銅加工を容易に、古河電工がハイブリッドレーザー技術を製品化
1kWの高出力青色DDLとIRファイバーレーザー搭載のハイブリッドレーザー
EVのみだと2035年までに雇用が50万人減少、欧州自動車部品工業会が試算
車載リチウムイオン電池の市場は2024年に6.7兆円、電力貯蔵システムも需要拡大
時代を変える「革新者」に共通する3つの着眼点とは?――NRI2030年研究室Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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