5種類のLPWA規格から最適な通信ユニットを選べるIoTデバイス向けシステム製造業IoT

Braveridgeは、ハードウェアユニットシステム「PILEz」のラインアップを拡充し、ELTRES、Sigfoxに対応するLPWA通信ユニットを開発する。ユーザーは従来品と合わせた5種類から環境に最適な通信ユニットを選択できる。

» 2021年08月13日 10時00分 公開
[MONOist]

 Braveridgeは2021年7月27日、IoT(モノのインターネット)デバイスの効率的な開発を支援するハードウェアユニットシステム「PILEz(パイルズ)」のラインアップを拡充し、ELTRES、Sigfoxに対応する2種類のLPWA通信ユニットの開発決定を発表した。

 ユーザーは設置場所の実環境に応じて、既に開発済みのLTE Cat.1、LTE-M(LTE Cat.M1)、Bluetooth版と合わせた5種類から最適なLPWA通信ユニットを選択できる。通信規格を選べるセンサーの第1弾として、農業IoT「PILEz 水田用水位センサー」の受注を2022年1月末から開始する予定だ。

キャプション ハードウェアユニットシステム「PILEz」 出典:Braveridge
キャプション 農業IoT「PILEz 水田用水位センサー」 出典:Braveridge

 PILEzは、センサーから通信部と電源を分離し、それぞれユニット化したハードウェアシステム。目的に応じた「センサーユニット」と「通信ユニット」「電源ユニット」を組み合わせることで、ため池管理システムなどIoTシステムの開発期間を短縮できる。

 山間部や農村部だけでなく、都市部の通信エリア内でも、マンションやビルの影、戸建ての裏側、障害物など周辺環境のわずかな違いの影響を受けるため、1つのLPWA規格だけではIoT製品の通信確実性を満たすことができない。PILEzのセンサー部分は共有設計のため、センサーやアプリの使用感はそのままで、現場の環境に合わせた通信ユニットの選択と変更が可能になる。

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