エコシステムに組み込まれそうなのが問題なのです。
前回当欄で工場へのサイバー攻撃が増えていることについて紹介しましたが、ちょうど「工場へのサイバー攻撃」が心配になる事象が発生しました。米国の石油パイプライン大手のColonial Pipelineへのサイバー攻撃です。同社は2021年5月7日(現地時間)に、ランサムウェアを含むサイバー攻撃を受け、全てのパイプライン操作を一時的に停止しました。既にパイプラインの操業は同年5月12日に再開をしていますが、燃料サプライチェーンの正常化には数日が必要とされており、米国内の燃料供給に大きな影響を与えています。
米石油パイプライン大手Colonialにサイバー攻撃 全米への石油移送を一時停止
米石油パイプライン大手へのサイバー攻撃、犯人はロシアを拠点とする集団「DarkSide」とFBIが発表
工場がサイバー攻撃者の“カモ”にされる理由
スマート工場の約半分がサイバー攻撃で生産停止、その内4割以上が4日以上止まる
IoT/OTシステムへの攻撃を3社に1社が経験、半数近くが対策不十分を認識Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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