プロメテック・ソフトウェアは、CAEの解析結果を可視化するオプションプログラム「Visualization Option ver2.0」「Visualization Option for Unity ver2.0」を発表した。より高度な解析結果の可視化や評価に対応している。
プロメテック・ソフトウェアは2021年4月28日、CAEの解析結果を可視化するオプションプログラム「Visualization Option ver2.0」「Visualization Option for Unity ver2.0」を発表した。機能の追加および改良により、さらに高度な解析結果の可視化や評価に対応している。
「Visualization Option」は、流体解析ソフトウェア「Particleworks」や粉体解析ソフトウェア「Granuleworks」、その他の汎用(はんよう)ファイルフォーマットで出力したCAE解析結果から、簡単にフォトリアルな可視化を行える。解析結果をCG編集ソフトウェアのデータに変換し、CG編集やレンダリングを可能にするため、動画作成やVR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)コンテンツの開発に寄与する。
新バージョンでは、サーフェス変換時間の高速化、生成するサーフェスの高品質化、インタフェースの改良などを実施。変換に対応する解析データや解析機能、データ軽量化機能も追加した。他に、Visualization Option for Unityでは、粒子表示や再生操作を改良している。
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