開業医向け超音波診断装置の分野で提携、地域医療に貢献:医療機器ニュース
GEヘルスケア・ジャパンとフクダ電子は、開業医向けの超音波診断装置分野における事業提携に合意した。超音波診断装置3製品の提供を通じ、地域医療への貢献を推進していく。
GEヘルスケア・ジャパンは2021年4月7日、フクダ電子と同月1日付で、開業医向けの超音波診断装置分野における事業提携に合意したと発表した。
フクダ電子 代表取締役社長の白井大治郎氏(左)とGEヘルスケア・ジャパン 代表取締役社長兼CEOの多田荘一郎氏(右)(クリックで拡大) 出典:GEヘルスケア・ジャパン
同社は、超音波診断装置分野で世界市場トップシェアを誇る。1982年に日本拠点を設立して以来、グローバル医療機器総合メーカーとして、画像診断機器やデジタルソリューションなどを提供している。一方、フクダ電子は、日本全国220カ所以上の拠点を通じて、医療機器の安全管理や保守サービスを提供している。
今回、両社が提携することで、超音波診断装置分野を通じて地域医療への貢献を推進していく。対象となるのは、GEヘルスケア・ジャパンが提供する超音波診断装置のうち、全領域対応の「Versana Premier」「Versana Balance」「Versana Active」の3製品。いずれも開業医のニーズに対応することを目的に開発されている。
- 超音波内視鏡システムの長期協業契約に合意
日立製作所とオリンパスは、超音波内視鏡システムに関する長期協業契約に合意した。超音波内視鏡システムを共同で開発するほか、超音波診断装置や関連製品を日立製作所が今後5年間継続して供給する。
- 超音波内視鏡システムの長期的な技術提携と製品供給に合意
HOYAと日立製作所は、超音波内視鏡システムの技術提携と製品供給に関する5カ年契約に合意した。EUSで使用する超音波診断装置と超音波センサー関連部品を、今後も日立が製品供給する。
- 大容量バッテリー搭載のポータブル超音波診断装置を発売
GEヘルスケア・ジャパンは、本体サイズ362×390×56.5±5mmのポータブル超音波診断装置「Versana Active」を発売した。バッテリーを含めた重量は約5kg、画面サイズは15.6インチで、約50分間使用可能な大容量バッテリーを備える。
- 画質、機能、経済性を兼ね備える、開業医向けの超音波診断装置を発売
GEヘルスケア・ジャパンは、高画像、高画質、経済性を兼ね備えた汎用超音波画像診断装置「Versana Balance」を発売した。同時4音受信技術を活用し、従来の同クラスのエコー装置に比べて高フレームレートを可能にした。
- モバイル超音波画像診断装置を商品化、リニアプローブなど2種を発売
ソシオネクストは、モバイル超音波ソリューション「viewphii US」を医療用超音波画像診断装置として商品化した。その第1弾として、7.5MHzリニアプローブ「VP-US L75-01」と3.5MHzコンベックスプローブ「VP-US C35-01」を発売した。
- ワイヤレスプローブ、超音波画像診断装置を発売
富士フイルムメディカルは、ワイヤレスプローブ、超音波画像診断装置「iViz air」を発売した。スマートフォン型の本体と、ワイヤレスのプローブで構成され、携帯性と高画質を両立している。
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