開業医向け超音波診断装置の分野で提携、地域医療に貢献医療機器ニュース

GEヘルスケア・ジャパンとフクダ電子は、開業医向けの超音波診断装置分野における事業提携に合意した。超音波診断装置3製品の提供を通じ、地域医療への貢献を推進していく。

» 2021年04月20日 15時00分 公開
[MONOist]

 GEヘルスケア・ジャパンは2021年4月7日、フクダ電子と同月1日付で、開業医向けの超音波診断装置分野における事業提携に合意したと発表した。

キャプション フクダ電子 代表取締役社長の白井大治郎氏(左)とGEヘルスケア・ジャパン 代表取締役社長兼CEOの多田荘一郎氏(右)(クリックで拡大) 出典:GEヘルスケア・ジャパン

 同社は、超音波診断装置分野で世界市場トップシェアを誇る。1982年に日本拠点を設立して以来、グローバル医療機器総合メーカーとして、画像診断機器やデジタルソリューションなどを提供している。一方、フクダ電子は、日本全国220カ所以上の拠点を通じて、医療機器の安全管理や保守サービスを提供している。

 今回、両社が提携することで、超音波診断装置分野を通じて地域医療への貢献を推進していく。対象となるのは、GEヘルスケア・ジャパンが提供する超音波診断装置のうち、全領域対応の「Versana Premier」「Versana Balance」「Versana Active」の3製品。いずれも開業医のニーズに対応することを目的に開発されている。

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