完全リモートで量産立ち上げをするために必要な“残りの3割”FAメルマガ 編集後記

一番大事なのは「やる気」なのかもしれません。

» 2021年03月05日 12時00分 公開
[三島一孝MONOist]

 この記事は、2021年3月5日発行の「FAメールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

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完全リモートで量産立ち上げをするために必要な“残りの3割”

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大から1年以上が経過し「COVID-19ありきの業務プロセス」構築がさまざまなところで進んでいます。緊急事態宣言や各国で実施されているロックダウンの影響などもあり、人の移動が制限される中、製造現場でもリモート対応への関心が高まっています。

 こうした中、新規設計製品の量産立ち上げを、現地に技術者を派遣することなく、完全リモートで行ったOKIデータの話を聞くことができました。OKIデータの話で面白いと感じたのは「今までは技術者を派遣しなければ無理だと思っていたことでも、7割ぐらいはリモートでも問題なくできた」と話していたことでした。

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